WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。
| 項目 コード |
検査項目 | 採取量（mL）
遠心 提出量（mL） |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 （単位） |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
03774 |
CA72-45D150-0000-023-053 |
遠心
|
01 |
30日 冷蔵 |
ECLIA | U/mL 8.0 以下 |
包括146 D009 15 生Ⅱ |
2～3日 |
| 項目 コード |
検査項目 |
|---|---|
03774 |
CA72-45D150-0000-023-053 |
| 採取量（mL） 遠心 提出量（mL） |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
|---|---|---|---|
遠心
|
01 |
30日 冷蔵 |
ECLIA |
| 基準値 （単位） |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
|---|---|---|
U/mL 8.0 以下 |
包括146 D009 15 生Ⅱ |
2～3日 |
備考
診療報酬
- 保険名称：腫瘍マーカー/ＣＡ72－４
- 実施料：包括146
- 診療報酬区分：D009 15
- 判断料区分：生化学的検査（Ⅱ）
容器
容器番号01：汎用容器（分離剤入り）
- 容量： 6mL・8.5mL
- 添加剤： 凝固促進剤
- 保管方法：常温
- 有効期間：容器および箱表示
- 主な検査項目： －
参考文献
青山 昭, 他: 医学と薬学 49, 127, 2003.
検査項目解説
臨床的意義
消化器癌あるいは卵巣癌で上昇する腫瘍マーカーである。偽陽性率はきわめて低い。
CA72-4は、B72.3およびCC49の2種類のモノクローナル抗体により認識される腫瘍関連抗原で、ムチン様高分子上に発現される糖タンパクと考えられている。
B72.3は乳癌肝転移組織の膜分画を免疫原として作製されたモノクローナル抗体であり、このB72.3抗体を用いて結腸癌細胞株から精製した糖タンパク（TAG-72）を免疫原として作製されたモノクローナル抗体がCC49である。
CA72-4は、消化器癌あるいは卵巣癌などの悪性疾患において血中に高頻度・高濃度に出現する一方、良性疾患ならびに健常者の偽陽性率がきわめて低いことで知られている。
なお、B72.3はシアリルTn抗原を認識する抗体であることが明らかになっており、腫瘍マーカーとしての特性はSTNとほぼ同じと考えてよい。
【高値を示す疾患】
胃癌，卵巣癌，大腸癌，膵癌，子宮癌
関連疾患
C16.9.8:胃癌 → C15-C26:消化器腫瘍
C56.5:卵巣癌 → C51-C58:女性生殖器腫瘍
C18.9.12:大腸癌 → C15-C26:消化器腫瘍
C25.9.3:膵癌 → C15-C26:消化器腫瘍
C55.1:子宮癌 → C51-C58:女性生殖器腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します．
INFORMATION
※ 3年分のINFORMATION へのLinkを掲載しています．