WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

13036

STDマイコプラズマ核酸同定

単独検体

 

初尿
2

または

 

 

ぬぐい液

指定容器 

 

100

 

指定容器 

 

101

 

30日

冷蔵

 

 

60日

冷蔵

リアルタイムPCR法

M. genitalium 検出せず
M. hominis 検出せず
U. parvum 検出せず
U. urealyticum 検出せず

2~3日

項目
コード
検査項目

13036

STDマイコプラズマ核酸同定

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

単独検体

 

初尿
2

または

 

 

ぬぐい液

指定容器 

 

100

 

指定容器 

 

101

 

30日

冷蔵

 

 

60日

冷蔵

リアルタイムPCR法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

M. genitalium 検出せず
M. hominis 検出せず
U. parvum 検出せず
U. urealyticum 検出せず

2~3日

備考

項目

  • チャート参照:「STDマイコプラズマ核酸同定」「トリコモナス核酸同定《TMA》」検査の留意点

検体

  • 必ず専用検体としてご提出ください。
  • 咽頭材料は参考値報告になります。

容器

  • 専用容器は、あらかじめご依頼ください。

チャート

「STDマイコプラズマ核酸同定」「トリコモナス核酸同定《TMA》」検査の留意点

容器

容器番号100:STDうがい液・尿採取セット

  • 採取量: 2mL
  • 添加剤: ラウリル硫酸リチウム
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および外袋表示
  • 主な検査項目: トリコモナス核酸同定《TMA》,
    STDマイコプラズマ
    核酸同定

容器番号101:STDスワブ採取セット

  • 採取量: -
  • 添加剤: ラウリル硫酸リチウム
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および外袋表示
  • 主な検査項目: トリコモナス核酸同定《TMA》,
    STDマイコプラズマ
    核酸同定

検査項目解説

臨床的意義

非クラミジア性非淋菌性の性感染症の原因とされるマイコプラズマ属、ウレアプラズマ属の菌を検出する。

 非クラミジア性非淋菌性の性感染症の原因とされるマイコプラズマ属(ジェニタリウム、ホミニス)およびウレアプラズマ属(ウレアリチカム、パルバム)を検出する検査である。

 男性尿道炎の37 %は非クラミジア性非淋菌性であり、マイコプラズマ・ジェニタリウム(Mycoplasmagenitalium)が最も高頻度に検出され、次いでウレアプラズマ・ウレアリチカム(Ureaplasma urealyticum)が検出されると報告されている。M. genitaliumは、男性の尿道に対する病原性が明らかにされており、薬剤耐性化が世界的に問題になっている。U. urealyticumは、淋菌性尿道炎およびクラミジア性尿道炎患者での重複感染が多く、男性不妊症との関連も研究が進められている。マイコプラズマ・ホミニス(Mycoplasma hominis)、ウレアプラズマ・パルバム(Ureaplasma parvum)は、尿道炎症例で検出されることがあるが、尿道炎の原因であることは明らかにされていない。

 女性では、M. genitalium感染が子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、早産、自然流産との関連が高いことが示されている。U. urealyticumU. parvumM. hominisは細菌性腟炎や骨盤内感染症との関連や不妊、早産、流産との関連を示唆する報告がある。

 本検査は、リアルタイムPCR法により泌尿器系材料からマイコプラズマ属およびウレアプラズマ属の菌の検出が可能であり、性感染症の原因究明・治療方法の研究に有用と考えられる。

【陽性を示す疾患】

マイコプラズマ感染症

関連疾患

A49.3.1:マイコプラズマ感染症 A30-A49:細菌性疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

INFORMATION

※ 3年分のINFORMATION へのLinkを掲載しています.

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