WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00541

好酸球数

2A090-0000-019-309

EDTA加血液
2

13

冷蔵凍結不可

自動血球分析装置使用(フローサイトメトリー法)鏡検間接法

/μL

50~590

17

D005 4

血液

2~3日

項目
コード
検査項目

00541

好酸球数

2A090-0000-019-309

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
EDTA加血液
2

13

冷蔵凍結不可

自動血球分析装置使用(フローサイトメトリー法)鏡検間接法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

/μL

50~590

17

D005 4

血液

2~3日

備考

参考

  • 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

診療報酬

  • 保険名称:血液形態・機能検査/好酸球数
  • 実施料:17
  • 診療報酬区分:D005 4
  • 判断料区分:血液学的検査

同一検体で「好酸球数」および「白血球像」を行った場合は、主たる検査の所定点数のみ算定できます。

容器

容器番号13:血液学容器

  • 採取量: 2mL・3mL・4mL
  • 添加剤: EDTA-2K
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: 末梢血液一般検査,
    血液像,
    血液型,
    直接クームス試験,
    遺伝子検査

検査項目解説

臨床的意義

アレルギー疾患において増加する好酸性の白血球の数を調べる検査である。寄生虫感染でも増加することが知られている。

 好酸球とは、酸性色素によく染まる顆粒を持つ白血球の一種である。

 好酸球増多を示す疾患は多岐にわたっている。まず好酸球はⅠ型アレルギー反応で重要な炎症細胞のひとつであると認識されている。また、消化管や皮膚、肺などの寄生虫感染でも好酸球増多をみる。

 肺好酸球増多症(PIE症候群)もアレルギーの関与が推定されている。さらに、膠原病およびそれに類似する疾患としては、結節性動脈周囲炎、播種性好酸球性膠原病、血液疾患として好酸球性白血病、消化器疾患としては、アレルギー性胃炎などが挙げられる。好酸球は副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)や副腎皮質ステロイドの投与により減少することから、これらの薬剤の使用の有無も考慮して数値を解釈する必要がある。

【高値を示す疾患】

寄生虫症好酸球増加症気管支喘息アトピー性皮膚炎食物アレルギー

【低値を示す疾患】

無顆粒球症

関連疾患

B89.1:寄生虫症 B85-B89:動物寄生症
D72.1:好酸球増加症 D70-D77:その他の血液疾患
J45.9.4:気管支喘息 J40-J47:下気道疾患
L20.9.3:アトピー性皮膚炎 L20-L30:皮膚炎・湿疹
T78.1.36:食物アレルギー T66-T78:アレルギー等その他の外因による作用
D70.17:無顆粒球症 D70-D77:その他の血液疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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