検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年10月1日時点の情報です。

分野別:
入力コード 20135  統一コード 3B070 
項目名 ALP (アルカリフォスファターゼ)
alkaline phosphatase
実施料
包括11
判断料区分 生Ⅰ 
健康保険名称  血液化学検査/アルカリホスファターゼ(ALP) 
検査方法
IFCC標準化対応法
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.5
01
冷蔵
検査材料備考

※チャート参照:生化学検査・免疫血清学検査などにおいて、多項目同時依頼の際の必要血清量は、[0.45 + (0.05 x 依頼項目数)]mLが目安となります。

報告所要日数
1~2日
基準値(単位)  
U/L

38~113

※基準値は年齢、妊娠とともに増加傾向が認められます。

臨床的
意義 
肝障害、胆汁うっ滞や骨疾患、妊娠等で上昇を示す酵素。血液型がB型、O型の人はやや高め。
   アルカリフォスファターゼ(ALP)は生体の細胞膜に広く分布し、アルカリ側のpHでさまざまなリン酸化合物を分解する酵素である。

 糖蛋白であるALP分子には、糖鎖構造の違いから数種類の異なる臓器に由来するアイソザイムが存在する。ALPで異常値がみられた場合はアイソザイム検査を行い、由来臓器を検索する。

 ALPが高値になる主な原因は、
 1. 肝胆道系疾患
 2. 骨代謝系疾患
 3. 血液型がB型、O型の人に出現する脂肪食摂取後の小腸性ALP
 4. 妊娠時やまれに悪性腫瘍で出現する胎盤性ALP

などである。小児~思春期では骨の新生が盛んなためALPが成人の2~3倍の高値を示すことがある。

【高値を示す病態】
 肝疾患(肝硬変、肝細胞癌、慢性肝炎)、胆道系疾患、骨疾患(骨腫瘍など)、甲状腺機能亢進症、慢性腎不全 など
 小児、思春期では健常人でも骨型ALP(ALP3)が高値となる
【低値を示す病態】
 先天性hypophosphatasia
関連項目 ALPアイソザイム, AST (GOT), m-AST (m-GOT)(ミトコンドリア-GOT), ALT (GPT), γ-GT(γ-GTP) (γ-グルタミルトランスペプチダーゼ), LD(LDH) (乳酸脱水素酵素), LAP (ロイシンアミノペプチダーゼ), コリンエステラーゼ (ChE,Ch-E), LDHアイソザイム,
 

※チャート参照:緊急報告対象項目です。
総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。
チャート参照:透析管理料の対象項目です。
チャート参照:手術前管理料の対象項目です。

※チャート参照:手術前管理料の対象項目です。

チャート 

実施料について2

緊急報告対象項目とその基準

多項目同時依頼の血清量目安(生化学検査・免疫血清学検査)

ALPのアイソザイムと病態

容  器 
提出容器

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