WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

『その他の腎・尿管の疾患』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

04107

尿中アルブミン

3A015

試験紙法で検出されない微量の尿中アルブミンを定量する。腎糸球体障害、特に糖尿病性腎症の早期発見に有用である。

 

蓄尿
0.5

 

25

8週

冷蔵

TIA

mg/day

22.0 以下

99

D001 8

尿便

2~3日

04107

尿中アルブミン
〈クレアチニン補正〉

3A015

試験紙法で検出されない微量の尿中アルブミンを定量する。腎糸球体障害、特に糖尿病性腎症の早期発見に有用である。

 

尿
0.5

 

25

8週

冷蔵

TIA

mg/g・Cr

13.6 以下

99

D001 8

尿便

2~3日

20135

FAX

ALP
(アルカリフォスファターゼ)

3B070

肝障害、胆汁うっ滞や骨疾患、妊娠などで上昇を示す酵素を測定する検査である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

IFCC標準化対応法

U/L

38~113

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00080

FAX

血清アミラーゼ
(AMY/S)

3B160

膵臓や唾液腺より分泌される消化酵素を測定する検査である。急性膵炎や耳下腺炎で上昇し、高値の場合はアイソザイムにより由来臓器を推定する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

酵素法

U/L

40~122

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00081

尿アミラーゼ
(AMY/U)

3B160

膵臓や唾液腺より分泌される消化酵素を測定する検査である。急性膵炎や耳下腺炎で上昇し、高値の場合はアイソザイムにより由来臓器を推定する。

 

尿
0.5

 

25

3日

冷蔵

酵素法

U/L

65~840

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

27629

グアナーゼ

3B125

肝疾患のスクリーニング検査である。肝炎の急性増悪期でASTやALTに先立って上昇し、高値を示す。

血液
2

遠心

血清
0.5

 

 

01

 

 

冷蔵

酵素法

IU/L

0.4~1.1

35

D007 12

生Ⅰ

4~5日

01549

リゾチーム 〈血清〉
(ムラミダーゼ)

3B255

溶菌現象により生体防御に働く酵素を測定する検査である。単球性白血病で血中、尿中に増加する。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

4週

比濁法

μg/mL

4.2~11.5

3~6日

01550

リゾチーム 〈尿〉
(ムラミダーゼ)

3B255

溶菌現象により生体防御に働く酵素を測定する検査である。単球性白血病で血中、尿中に増加する。

 

尿
1

 

25

4週

比濁法

μg/mL

1.0 未満
(検出限界値)

3~6日

26594

トリプシン

3B185

膵臓にのみ存在するタンパク質分解酵素である。膵機能検査として特異性が高い検査である。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

3週

冷蔵

EIA

ng/mL

100~550

189

D007 47

生Ⅰ

3~5日

02742

膵ホスホリパーゼA2
(膵PLA2)

3B192

膵腺房細胞で産生される分泌型酵素であり、膵炎の診断および重症度の判定、経過観察に有用な検査である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

12週

RIA(ビーズ固相法)

ng/dL

130~400

204

D007 49

生Ⅰ

2~5日

07261

ペプシノゲン 《CLIA》
(PG)

3B339

胃癌リスクのスクリーニング検査として胃粘膜の萎縮度の把握に用いられる検査である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

CLIA

2~3日

05084

ペプシノゲン 《LA》
(PG)

3B339

胃癌リスクのスクリーニング検査として胃粘膜の萎縮度の把握に用いられる検査である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

1~2日

00032

FAX

クレアチニン
(CRE)

3C015

筋肉内でクレアチンから非酵素的脱水反応により産生される非タンパク質性の窒素化合物である。食事など外的因子の影響を受けない腎機能の優れた指標である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

mg/dL

M 0.61~1.04
F 0.47~0.79

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

01526

推算GFRcreat

腎糸球体機能を1回の採血で推計する検査である。

計算法

mL/min/1.73m2

1~2日

09936

シスタチンC

3C016

腎糸球体濾過量(GFR)を反映する検査である。筋肉量の影響を受けないため性差が小さい。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/L

M 0.61~1.00
F 0.51~0.82

115

D007 30

生Ⅰ

1~2日

20035

推算GFRcys

腎糸球体機能を1回の採血で推計する検査である。

計算法

mL/min/1.73m2

1~2日

00036

FAX

尿酸
(UA)

3C020

腎臓から排泄される核酸の最終代謝産物であり、UA量は体内のプリン体代謝を反映している。高値の場合は、痛風や痛風腎、尿路結石症を発症する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

酵素法

mg/dL

M 3.8~7.0
F 2.5~7.0

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00035

FAX

尿素窒素
(UN) (BUN)

3C025

血液中に含まれる尿素窒素を測定する検査である。腎機能の指標として広く利用され、腎不全、熱傷、消化管出血や高タンパク質食摂取で上昇する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

ウレアーゼ-GIDH法

mg/dL

8.0~20.0

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

03000

HbA1c(NGSP)<酵素法>

3D046

糖が非酵素的に結合したヘモグロビンである。糖尿病患者における過去1~3カ月の長期血糖コントロールの指標となる。

 

NaF加血液
2

 

04

1週

冷蔵凍結不可

酵素法

%

4.6~6.2

49

D005 9

血液

1~3日

03610

1,5-アンヒドログルシトール
(1,5-AG)

3D085

尿糖排泄量が多いほど血中濃度が低下する糖尿病の指標である。血糖コントロールの良好さを鋭敏に反映する。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

酵素法

μg/mL

14.0 以上

80

D007 21

生Ⅰ

1~2日

00108

HDL-コレステロール
(HDL-Cho)

3F070

HDLというリポ蛋白の粒子に含まれるコレステロールである。一般に善玉コレステロールと呼ばれ、低値では動脈硬化のリスクが高まることが知られている。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

酵素法(直接法)

mg/dL

M 40~85
F 40~95

包括17

D007 3

生Ⅰ

1~2日

01548

リパーゼ

3B180

脂肪を分解する消化酵素で、膵臓由来の糖タンパクである。急性・慢性膵炎などの膵疾患で高値となる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

酵素法

U/L

5~35

包括24

D007 6

生Ⅰ

1~2日

27630

ビタミンA

3G015

視覚や生殖機能の維持、上皮組織の分化、骨形成などに不可欠な役割を果たす脂溶性ビタミンである。欠乏すると夜盲症となる。

血液
1

遠心

血清
0.3

01

65
遮光

 

 

HPLC

μg/dL

27.2~102.7

6~12日

27246

カルニチン

3G055

細胞のエネルギー代謝に重要な役割を担っている水溶性アミンの一種である。カルニチン欠乏症の診断および補充療法の導入に関して検査される。

血液
2

遠心

血清
0.5

 

 

01

 

 

冷蔵

酵素サイクリング法

μmol/L

総カルニチン 45~91
遊離カルニチン 36~74
アシルカルニチン 6~23

95+95

D007 23

生Ⅰ

2~3日

00869

1α,25-(OH)2ビタミンD[ビタミン]

3G070

最も生理活性が強いビタミンDである。血中カルシウム濃度を上げる働きを持つ。

血液
3

遠心

血清
1

01

02

 

 

RIA(二抗体法)

pg/mL

20~60

388

D007 62

生Ⅰ

3~6日

01142

レチノール結合蛋白
(RBP)

5C030

血中レチノールの特異的輸送タンパク質である。肝胆道疾患や腎疾患の病態把握、栄養状態の把握に用いる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/dL

M 2.7~6.0
F 1.9~4.6

136

D015 15

免疫

2~3日

00047

FAX

ナトリウム
(Na)

3H010

細胞外液中の陽イオンの主体をなす電解質であり、主要な浸透圧調節物質である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

電極法

mEq/L

137~147

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00049

クロール
(Cl)

3H020

酸塩基平衡異常の診断に有用な検査である。血中の代表的な陰イオンで陽イオンであるNaとともに測定し両者のバランスにより診断される。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

電極法

mEq/L

98~108

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00048

FAX

カリウム
(K)

3H015

異常高値の場合には心室細動から心停止を起こす。血球内に多く含まれるため溶血による見かけ上の高値に注意が必要である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

電極法

mEq/L

3.5~5.0

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00052

マグネシウム
(Mg)

3H025

種々の酵素の補助因子として作用し、生体代謝調節に重要な役割を担う必須微量金属である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

酵素法

mg/dL

1.9~2.5

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00050

FAX

カルシウム
(Ca)

3H030

骨代謝だけではなく筋収縮、血液凝固にも必須な物質である。PTH、ビタミンD、カルシトニンなどが血中濃度を厳密にコントロールしている。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

アルセナゾⅢ法

mg/dL

8.4~10.4

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00051

無機リン
(P)

3H040

副甲状腺ホルモンおよびビタミンDにより調節される生体内の重要な無機物である。血中では大部分がH2PO42-として存在する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

mg/dL

2.5~4.5

包括17

D007 3

生Ⅰ

1~2日

00055

血清銅
(Cu)

3I025

ウィルソン病をはじめとする銅代謝異常の診断指標である。銅輸送タンパク質であるセルロプラスミンの同時測定により診断効率が向上する。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

比色法

μg/dL

70~132

包括23

D007 5

生Ⅰ

1~2日

12224

尿中銅

3I025

ウィルソン病をはじめとする銅代謝異常の診断指標である。銅輸送タンパク質であるセルロプラスミンの同時測定により診断効率が向上する。

単独検体

 

蓄尿
5

または

 

 

部分尿
5

指定容器 

 

59

 

指定容器 

 

59

 

4週

冷蔵

 

 

4週

冷蔵

原子吸光法

1日量 13 μg/day 以下
濃度 18 μg/L 以下

包括23

D007 5

生Ⅰ

3~6日

01638

アルミニウム
(Al)

3K105

人工透析患者の透析環境管理や、アルミニウム脳症の予防に実施される検査である。

単独検体

血液
2

遠心

 

 

金属用血清
0.5

 

 

 

指定容器 

 

68

 

 

 

 

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

0.9 以下

112

D007 29

生Ⅰ

4~5日

00521

FAX

浸透圧 〈血清〉

3H045

脱水や昏睡状態時に必須の体液恒常性の指標であり、水分摂取や尿濃縮能を反映する。尿量、発汗量により調節される。

血液
3

遠心

 

血清
1

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

氷点降下法

mOsm/kg・H2O

275~290

15

D005 3

血液

2~3日

02494

メキシレチン

3L880

心室性不整脈に有効性が高い抗不整脈剤である。肝臓で代謝され、治療域の血中濃度幅が狭いため血中濃度測定が行われる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mL

0.5~2.0 (不整脈患者)
投与直前(トラフ)または
投与後約3時間(ピーク)

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

01610

ゲンタマイシン

3M606

代表的なアミノグリコシド系抗生物質である。排泄は腎機能に依存し、血中濃度測定が重要である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EMIT

μg/mL

グラム陰性菌感染症
に対する標準治療
ピーク 15~20
トラフ 1 未満

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

01611

トブラマイシン

3M602

緑膿菌、変形菌などに有効なアミノグリコシド系抗生物質である。腎障害を来す恐れがあり、血中濃度測定は必要である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

HEIA

μg/mL

グラム陰性菌感染症
に対する標準治療
ピーク 15~20
トラフ 1 未満

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

00368

メトトレキサート

3M725

白血病や絨毛性疾患、関節リウマチの治療に使われる葉酸代謝拮抗剤である。著明な骨髄抑制と腎毒性があり血中濃度測定が重要である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

7日

冷蔵

EIA

μmol/L

中毒域(大量投与時)
24時間後 10 以上
48時間後 1 以上
72時間後 0.1 以上
ロイコボリン救援療法時
24、48、72時間後

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

04479

シクロスポリン

3M805

代表的な免疫抑制剤であり、臓器移植や自己免疫疾患に用いられる。経口投与時の血中濃度には個人差が大きいため、濃度測定が行なわれる。

 

 

EDTA加血液
1

指定容器 

 

07

 

7日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

経口 投与直前(トラフ)
静注 投与直前(トラフ)
必要に応じて投与直後(ピーク)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

05534

タクロリムス

3M810

FK506とも呼ばれる免疫抑制剤である。シクロスポリンと比べ選択的にT細胞の活性化を抑える。主に肝臓・腎臓・骨髄の移植時で拒絶反応の抑制に有効である。

 

 

EDTA加血液
1

指定容器 

 

07

 

7日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

5~20
経口 投与直前(トラフ)
静注 投与直前(トラフ)
必要に応じて投与直後(ピーク)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

25787

エベロリムス

3M815

心臓・腎臓などの臓器移植に用いられる免疫抑制剤である。抗がん剤として用いられる場合もある。

 

 

EDTA加血液
1

指定容器 

 

07

 

7日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

免疫抑制剤としてシクロスポリンと
併用した場合 3~8
抗悪性腫瘍剤として
使用した場合 5~15
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

26311

カルシトニン
(CT)

4C035

甲状腺から分泌されるペプチドで、血中カルシウム濃度を低下させる作用がある。甲状腺髄様癌において高値を示す。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

24カ月

ECLIA

pg/mL

M 5.15 以下
F 3.91 以下
(空腹時)

包括133

D008 20

生Ⅱ

2~3日

30304

オステオカルシン
(BGP)

4Z280

骨芽細胞により合成されるタンパク質である。骨疾患において骨の代謝回転状態を把握する指標となる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

4週

FEIA

ng/mL

8.3~32.7

包括157

D008 28

生Ⅱ

2~5日

00869

1α,25-(OH)2ビタミンD[副甲状腺]

3G070

最も生理活性が強いビタミンDである。血中カルシウム濃度を上げる働きを持つ。

血液
3

遠心

血清
1

01

02

 

 

RIA(二抗体法)

pg/mL

20~60

388

D007 62

生Ⅰ

3~6日

00932

カテコールアミン3分画 〈血漿〉

4E016

昇圧作用を持つホルモンである。褐色細胞腫で高値を示す。ストレスの影響や日内変動が大きいため尿中濃度測定も有用である。

血液
3

冷遠

 

EDTA血漿
1

14

 

02

 

 

10日

-20℃以下

HPLC

ng/mL

包括165

D008 33

生Ⅱ

3~4日

27328

カテコールアミン3分画 〈尿〉

4E016

昇圧作用を持つホルモンである。褐色細胞腫で高値を示す。ストレスの影響や日内変動が大きいため尿中濃度測定も有用である。

 

酸性蓄尿
1

 

25

4週

冷蔵

HPLC

μg/day

包括165

D008 33

生Ⅱ

3~4日

27341

遊離カテコールアミン3分画

4E021

昇圧作用を持つホルモンである。褐色細胞腫で高値を示す。ストレスの影響や日内変動が大きいため尿中濃度測定も有用である。

 

酸性蓄尿
1

 

25

5日

冷蔵

HPLC

μg/day

包括165

D008 33

生Ⅱ

3~4日

26948

メタネフリン2分画

4E040

アドレナリン、ノルアドレナリンがバニリルマンデル酸になる前の中間代謝物である。褐色細胞腫や神経芽細胞腫で上昇する。

 

酸性蓄尿
2

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

MN1日量 0.05~0.20
NMN1日量 0.10~0.28
MN総1日量 0.15~0.41

包括220

D008 45

生Ⅱ

3~4日

00969

ドーパミン・総

4E050

ノルアドレナリンの前駆物質である。通常は遊離型のみが測定されるが、本項目は抱合型も含む総ドーパミンを定量する。

血液
5

冷遠

EDTA血漿
2

14

02

 

 

HPLC

ng/mL

0.5~6.2

6~11日

01006

アンジオテンシンⅠ転換酵素
(ACE)

3B325

アンジオテンシンⅠをⅡに変換する酵素を測定する検査である。血圧との関連はないとされる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

笠原法

IU/L

7.7~29.4

140

D007 38

生Ⅰ

1~2日

27660

膵グルカゴン
(IRG)

4G030

膵臓から分泌され、インスリンと拮抗して血糖値を上げるホルモンである。グルカゴノーマの診断や糖尿病の病態把握に用いられる。

血液
2

冷遠

血漿
0.4

08

02

 

 

EIA

pg/mL

5.4~55.0
(空腹時)

包括150

D008 25

生Ⅱ

3~9日

03922

ヒト心房性Na利尿ペプチド
(hANP)

4Z270

主に心房で合成、貯蔵され血中に分泌されるホルモンである。各種心疾患および腎疾患で重症度に平行して高値となる。

血液
2

冷遠

 

血漿
0.3

08

 

02

 

 

12週

FEIA

pg/mL

43.0 以下

包括221

D008 46

生Ⅱ

2~3日

05209

脳性Na利尿ペプチド
(BNP)

4Z271

心臓の心室より分泌されるホルモンを測定する検査である。慢性心不全、および急性の心疾患の病態把握や予後の推定に有用である。

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

CLIA

pg/mL

18.4 以下

包括133

D008 20

生Ⅱ

2~3日

26627

エリスロポエチン
(EPO)

4Z275

腎臓から分泌される造血ホルモンを測定する検査である。腎性貧血の診断や、多血症の鑑別のために測定される。

血液
3

遠心

 

血清
0.7

01

 

02

 

 

28日

冷蔵

CLEIA

mIU/mL

4.2~23.7

包括209

D008 41

生Ⅱ

2~3日

01122

サイクリックAMP 〈血漿〉
(c-AMP)

4Z255

細胞内で生成される情報伝達物質を測定する検査である。生理活性物質としてさまざまな作用を持つ。

血液
2

遠心

 

EDTA血漿
0.4

14

 

02

 

 

12週

RIA(DCC法)

pmol/mL

6.4~20.8

包括170

D008 35

生Ⅱ

4~10日

01123

サイクリックAMP 〈尿〉
(c-AMP)

4Z255

細胞内で生成される情報伝達物質を測定する検査である。生理活性物質としてさまざまな作用を持つ。

 

蓄尿
1

 

25

12週

RIA(DCC法)

μmol/day

3.3~6.1

包括170

D008 35

生Ⅱ

4~10日

04144

Ⅰ型コラーゲン-C-テロペプチド
(ⅠCTP)

5C124

骨基質の分解産物で骨吸収量を反映する指標である。がんの骨転移の有無や治療効果の判定に有用である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

RIA(二抗体法)

ng/mL

5.5 未満
(骨転移判定のカットオフ値)

2~4日

01168

α1マイクログロブリン 〈血清〉
1M)

5C015

肝細胞由来の低分子タンパク質である。本検査は、高値の場合に早期の腎機能低下を、低値の場合に肝炎の重症度を反映する。尿中濃度は尿細管障害で上昇する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/L

9.1~18.4

132

D015 14

免疫

1~2日

01169

α1マイクログロブリン 〈尿〉
1M)

5C015

肝細胞由来の低分子タンパク質である。本検査は、高値の場合に早期の腎機能低下を、低値の場合に肝炎の重症度を反映する。尿中濃度は尿細管障害で上昇する。

 

尿
1

 

25

3週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/L

8.3 以下

132

D015 14

免疫

2~3日

01838

β2マイクログロブリン 〈血清〉

5C065

糸球体濾過または尿細管再吸収機能の低下により、血中や尿中で増加する低分子タンパク質である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/L

0.9~1.9

101

D015 11

免疫

1~2日

01839

β2マイクログロブリン 〈尿〉

5C065

糸球体濾過または尿細管再吸収機能の低下により、血中や尿中で増加する低分子タンパク質である。

酸性蓄尿不可

 

尿
1

 

 

25

 

3週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

μg/L

200 以下

101

D015 11

免疫

2~3日

04821

尿中トランスフェリン

5C060

アルブミンより荷電量が少ないため、より軽度の糸球体障害でも尿中に出現する。特に早期の糖尿病性腎症の検出に有用である。

尿
1

25

冷蔵凍結不可

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/g・Cr

1.0 以下

101

D001 9

尿便

2~3日

01843

ミオグロビン 〈血清〉

5C090

筋肉中へ酸素を取り込むヘム蛋白である。心筋梗塞などにおいて早期に血中へ逸脱する。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

CLIA

ng/mL

M 154.9 以下
F 106.0 以下

135

D007 36

生Ⅰ

2~3日

12748

ミオグロビン 〈尿〉

5C090

筋肉中へ酸素を取り込むヘム蛋白である。心筋梗塞などにおいて早期に血中へ逸脱する。

 

 

尿
6

指定容器 

 

73

 

10日

冷蔵

CLEIA

ng/mL

2.0 未満

135

D007 36

生Ⅰ

2~4日

03855

心室筋ミオシン軽鎖Ⅰ

5C092

心筋の収縮に働く心筋細胞の構造タンパク質である。心筋梗塞の病態把握に有用である。発症後3時間から1週間程度高値を示す。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

01

 

02

 

 

12週

EIA

ng/mL

2.5 以下

184

D007 45

生Ⅰ

2~5日

26654

尿中L型脂肪酸結合蛋白
(L-FABP)

5C100

近位尿細管上皮細胞に発現し、細胞内で脂質輸送を担うタンパク質である。腎障害の重症度に比例して尿中に排泄される。

尿
1

25

LA(ラテックス凝集比濁法)

μg/g・Cr

8.4 以下

210

D001 19

尿便

2~3日

27030

尿中NGAL
(好中球ゼラチナーゼ結合性リポカリン)

5C230

急性腎障害の尿中バイオマーカーである。急性腎障害発症後に数時間で尿中に認められる鋭敏な検査である。

尿

遠心

上清
1

 

 

25

 

 

冷蔵

CLIA

30.5 以下 ng/mL
21.7 以下 μg/g・Cr

210

D001 19

尿便

2~4日

00234

IgA

5A015

IgGに次ぎ高濃度で血中に存在する免疫グロブリンである。2つのサブクラスに分類され、二量体の分泌型IgAは局所免疫を担う。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA

mg/dL

110~410

38

D015 4

免疫

1~2日

01186

プロテインC 《抗原量》

2B700

血管内皮細胞で活性化され、抗凝固作用を発揮するビタミンK依存性のタンパク質である。減少により血栓傾向となる。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.3

15

 

02

 

 

2週

LPIA

%

62~131

包括232

D006 31

血液

2~5日

01139

プロテインC 《活性》

2B700

血管内皮細胞で活性化され、抗凝固作用を発揮するビタミンK依存性のタンパク質である。減少により血栓傾向となる。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

合成基質法

%

64~135

包括234

D006 32

血液

2~3日

00572

アンチトロンビン活性
(AT)

2B200

主に肝臓で産生される糖タンパクで凝固亢進状態を把握する有用な検査である。DICで著しく減少する。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

合成基質法

%

81~123

70

D006 10

血液

2~3日

04613

トロンボモジュリン 〈血清〉
(TM)

2B730

血管内皮細胞で産生され、抗凝固作用と線溶促進作用を持つタンパク質である。全身性血管障害を来す疾患で高値を示す。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

4週

CLEIA

U/mL

12.1~24.9

包括204

D006 28

血液

2~5日

04613

トロンボモジュリン 〈血漿〉
(TM)

2B730

血管内皮細胞で産生され、抗凝固作用と線溶促進作用を持つタンパク質である。全身性血管障害を来す疾患で高値を示す。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.3

15

 

02

 

 

4週

CLEIA

U/mL

8.7~22.7

包括204

D006 28

血液

2~5日

01131

フォン・ウィルブランド因子定量
(第Ⅷ因子様抗原)

2B450

止血機構および凝固亢進調節に関わる高分子タンパク質の定量測定である。フォン・ウィルブランド病では低値となる。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

LA(ラテックス凝集比濁法)

%

50~150

包括147

D006 21

血液

2~5日

04686

フォン・ウィルブランド因子活性
(リストセチンコファクター)

2B480

凝固第Ⅷ因子のキャリアータンパク質の活性を測定する検査である。凝固および血小板機能調節に関わり、フォン・ウィルブランド病で低下しネフローゼ症候群で上昇する。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.4

15

 

02

 

 

2週

固定血小板凝集法

%

50~150

包括129

D006 16

血液

2~5日

00601

尿中一般物質定性半定量検査 蛋白定性

1A010

尿中のタンパク質量を測定し、腎疾患の早期発見や治療効果を調べる検査である。

尿
10
尿
10

25

66
遮光

冷蔵

冷蔵

試験紙法

(-)

1~2日

00602

蛋白定量[尿検査]

1A015

尿中のタンパク質量を測定し、腎疾患の早期発見や治療効果を調べる検査である。

蓄尿
1

または

部分尿
1

25

 

25

冷蔵

 

冷蔵

ピロガロールレッド法

mg/day

20~120
(蓄尿)

7

D001 1

尿便

1~2日

00612

FAX

沈渣[尿検査]

1A105

尿中の細胞や結晶成分を分析して泌尿器系疾患を調べる基本的な検査であり、病態解析に役立つ。

尿
10

25

冷蔵

フローサイトメトリー法/遠沈鏡検法

1~2日

05070

可溶性腫瘍壊死因子レセプター-Ⅰ
(sTNFR-Ⅰ)

5J015

TNFの作用を阻害するタンパク質である。悪性腫瘍や白血病患者の血清中に多くみられTNF拮抗因子の把握に有用である。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

434~930

05071

可溶性腫瘍壊死因子レセプター-Ⅱ
(sTNFR-Ⅱ)

5J016

TNFの作用を阻害するタンパク質である。悪性腫瘍や白血病患者の血清中に多くみられTNF拮抗因子の把握に有用である。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

1,020~2,120

26307

ペントシジン 〈血漿〉

3D110

糖尿病や慢性腎不全患者において著しい高値となる糖化産物である。

血液
3

遠心

 

EDTA血漿
1

14

 

02

 

 

4週

HPLC

pmol/mL

15.6~43.0

26308

ペントシジン 〈尿〉

3D110

糖尿病や慢性腎不全患者において著しい高値となる糖化産物である。

 

尿
2

 

25

4週

HPLC

pmol/mg・Cr

4.0~9.9

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