WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00052

マグネシウム
(Mg)

3H025-0000-023-271

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

酵素法

mg/dL

1.9~2.5

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

項目
コード
検査項目

00052

マグネシウム
(Mg)

3H025-0000-023-271

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

酵素法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

mg/dL

1.9~2.5

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

備考

検体

  • チャート参照:生化学検査・免疫血清学検査などにおいて、多項目同時依頼の際の必要血清量は、[0.45 + (0.05 x 依頼項目数)]mLが目安となります。

基準

  • 尿中マグネシウム基準値
    0.02~0.17 g/day

参考

  • チャート参照:透析管理料の対象項目です。
  • チャート参照:手術前管理料の対象項目です。
  • 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

診療報酬

  • 保険名称:血液化学検査/マグネシウム
  • 実施料:包括11
  • 診療報酬区分:D007 1
  • 判断料区分:生化学的検査(Ⅰ)

チャート

多項目同時依頼の血清量目安(生化学検査・免疫血清学検査)

容器

容器番号01:汎用容器(分離剤入り)

  • 容量: 6mL・8.5mL
  • 添加剤: 凝固促進剤
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: -

参考文献

Mann, C. K. and Yoe, J. H.: Anal. Chem. 28, 202, 1956.

検査項目解説

臨床的意義

種々の酵素の補助因子として作用し、生体代謝調節に重要な役割を担う必須微量金属である。

 マグネシウム(Mg)は、種々の酵素の補助因子として作用し、生体代謝調節に重要な役割を担う金属である。特に虚血性心疾患、不整脈、高血圧、脳血管障害とMg欠乏との関係を示唆する報告が多い。一方、高マグネシウム血症は腎機能障害例に生じ、カルシウムをはじめとする電解質代謝に異常を来し、腎性骨異栄養症に関与する。

 血清Mgは、男性が女性よりわずかに高値を示し、加齢による上昇の他、日内・日差・季節変動も認められるが、いずれも基準範囲内に留まる。

 なお、Mg欠乏状態ではマンガンも欠乏しやすい。このため両者を視野に入れた検査が推奨される。

【高値を示す疾患】

甲状腺機能低下症アジソン病急性腎不全慢性腎不全腎障害

【低値を示す疾患】

飢餓

関連疾患

E03.9.4:甲状腺機能低下症 E00-E07:甲状腺疾患
E27.1.1:アジソン病 E20-E35:その他の内分泌疾患
N17.9.1:急性腎不全 N17-N19:腎不全
N18.9.3:慢性腎不全 N17-N19:腎不全
N28.9.5:腎障害 N25-N29:その他の腎・尿管の疾患
T73.0.1:飢餓 T66-T78:アレルギー等その他の外因による作用
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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