検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年11月1日時点の情報です。

入力コード 01587  統一コード 3L190 
項目名 プリミドン
primidone
実施料
管理料[470]
判断料区分  
健康保険名称  特定疾患治療管理料/特定薬剤治療管理料1 
検査方法
EMIT
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.3
03 → 02
冷蔵
報告所要日数
2~3日
有効治療濃度  
μg/mL

5~12

臨床的
意義 
抗けいれん作用を有するてんかんの治療薬。血中半減期には個人差が大きいため、血中濃度測定が有用。
  1. 作用
 フェノバルビタール類似の抗けいれん作用を持ち、けいれん発作を抑制する作用が強く、その点においてはフェニトインやフェノバルビタールよりも優れているといわれる。体内で代謝されてフェノバルビタールとフェニルエチルマロンアミド(PEMA)に変化するが、これらの代謝物も抗けいれん作用をもつ。

 プリミドンは経口投与後速やかに吸収され、約2~5時間で最高血中濃度に達する。半減期は3.3~19時間と個人差が大きいため投与量を決定するのが難しく、TDMのよい適応となる。フェノバルビタールでは半減期は50~120時間、PEMAは29~36時間である。腎機能障害者では代謝物の半減期が大きく延長する。治療開始初期に傾眠ないし嗜眠状態を呈することがある。

2. 禁忌
 バルビツール酸系化合物に対して過敏症の患者、急性間欠性ポルフィリン症の患者には通常投与を行わない。

3. 採血時期
 次回投与直前(トラフ)。

【主に用いられる疾患】
 [てんかんのけいれん発作] 強直間代発作(全般けいれん発作、大発作)、小型(運動)発作〔ミオクロニー発作、失立(無動)発作、点頭てんかん(BNSけいれん等)〕、精神運動発作、焦点発作 など
【副作用】
 注意力低下、情動変化、構音障害、複視、皮膚粘膜眼症候群、再生不良性貧血、中毒性皮膚壊死症、剥脱性皮膚炎、巨赤芽球性貧血、白血球減少、血小板減少、肝機能障害、本剤に対する依存症 など
関連項目 フェノバルビタール, フェニトイン, カルバマゼピン, バルプロ酸, エトスクシミド, トリメタジオン, クロナゼパム, ニトラゼパム, ジアゼパム, ゾニサミド, クロバザム,
 

※チャート参照:緊急報告対象項目です。
主な商品名:プリミドン

※チャート参照:特定薬剤治療管理料

チャート 

緊急報告対象項目とその基準

特定薬剤治療管理料

容  器  
採取容器
提出容器

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