WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
『その他の貧血』に関連する検査項目
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
01524 |
ヘモグロビンF |
|
04 |
1週 冷蔵凍結不可 |
ステップワイズHPLC(SW-HPLC) | % 1.1 以下 |
60 D005 11 血液 |
2~3日 |
01528 |
乳酸lactate3E010 LDHによりピルビン酸から産生される解糖系の最終代謝産物であり、乳酸アシドーシスで高値になる。 |
遠心
|
指定容器
06 |
4週 凍 |
酵素法 | mg/dL 3.7~16.3 |
47 D007 13 生Ⅰ |
2~3日 |
01529 |
ピルビン酸pyruvate3E015 解糖系代謝経路の中間体であり、低酸素血症や各種臓器の代謝状態を表す。 |
遠心
|
指定容器
06 |
4週 凍 |
酵素法 | mg/dL 0.30~0.90 |
47 D007 13 生Ⅰ |
2~3日 |
00053 |
血清鉄 |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
比色法 | μg/dL M 50~200 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
01640 |
亜鉛 〈血清〉 |
溶血不可
遠心
|
01 |
18日 冷蔵 |
比色法 | μg/dL 80~130 |
132 D007 37 生Ⅰ |
2~3日 |
01641 |
亜鉛 〈尿〉 |
単独検体
|
指定容器
59 |
4週 冷蔵 |
原子吸光法 | μg/L 64~947 |
132 D007 37 生Ⅰ |
3~6日 |
01587 |
プリミドンprimidone3L190 抗けいれん作用を有するてんかんの治療薬であり、血中半減期には個人差が大きいため、血中濃度測定が有用である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EMIT | μg/mL 5~12 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01585 |
フェニトインphenytoin3L185 ヒダントイン系の代表的な抗てんかん剤であり、血中濃度測定で歯肉増殖などの副作用の予防が可能である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | μg/mL 成人・小児 10~20 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01586 |
カルバマゼピンcarbamazepine3L115 てんかん、双極性障害、統合失調症の治療薬であり、血中半減期は個人差、薬剤間の銘柄差が大きく、併用薬剤によって代謝が遅延する。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | μg/mL 4~12 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
04323 |
エトスクシミドethosuximide3L135 スクシミド系の抗てんかん剤である。代謝速度には個人差が大きく、適正血中濃度を維持する必要がある。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | μg/mL 40~100 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01590 |
トリメタジオンtrimethadion3L205 スクシミド系の抗てんかん剤である。小発作などに用いられる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | μg/mL 300~500 |
管理料[470] B001 2イ |
4~10日 |
03840 |
ゾニサミドzonisamide3L210 主として肝臓で代謝されるベンゾイソキサゾール系抗てんかん剤である。肝障害時の投与量調節や服薬コンプライアンスを把握する目的で血中濃度測定が行われる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
ラテックス凝集法 | μg/mL 10~30 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
25415 |
ラモトリギンlamotrigine3L220 小児にも投与可能な抗てんかん剤である。併用薬の影響を受け、腎不全で蓄積するため血中濃度測定が行われる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL 2.5~15 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
01597 |
クロルプロマジンchlorpromazine3L265 統合失調症や双極性障害に用いられる向精神薬である。血中動態は個人差が大きく、血中濃度測定が有用とされる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL 30~350 |
4~6日 |
|
02942 |
サリチル酸 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
酵素法 | μg/mL 抗リウマチ薬として |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
25717 |
イマチニブimatinib3M750 チロシンキナーゼを阻害する抗がん剤である。CMLや一部のALL、GISTの治療に用いられる。腫瘍崩壊症候群に注意し、血清中電解質濃度および腎機能検査を行う。 |
遠心
または
|
14 ↓
02
02 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~6日 |
04479 |
シクロスポリンciclosporin3M805 代表的な免疫抑制剤であり、臓器移植や自己免疫疾患に用いられる。経口投与時の血中濃度には個人差が大きいため、濃度測定が行なわれる。 |
|
指定容器
07 |
7日 冷蔵 |
ECLIA | ng/mL 経口 投与直前(トラフ) |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
25716 |
ミコフェノール酸mycophenolate mofetil3M816 臓器移植後の拒絶反応を抑制する免疫抑制剤である。代謝速度に個人差が大きい上、血中濃度は腎不全で上昇し併用薬によっては低下するため血中濃度測定が行われる。 |
遠心
または
|
14 ↓
02
02 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
26627 |
エリスロポエチン |
遠心
|
01 ↓
02 |
28日 冷蔵 |
CLEIA | mIU/mL 4.2~23.7 |
包括209 D008 41 生Ⅱ |
2~3日 |
01859 |
フェリチンferritin5C095 鉄の貯蔵および血清鉄濃度の維持を行うタンパク質である。鉄の貯蔵状態を反映し、貧血や悪性腫瘍の病態把握に有用である。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | ng/mL M 9.0~275 |
102 D007 25 生Ⅰ |
2~3日 |
00247 |
セルロプラスミン |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
ネフェロメトリー法 | mg/dL 21~37 |
90 D015 9 免疫 |
2~3日 |
07365 |
NK細胞活性natural killer cell5I900 ナチュラルキラー(NK)細胞の活性を定量する検査である。悪性腫瘍や自己免疫性疾患などで低値となり免疫活性の指標となる。 |
|
指定容器
21 |
24時間 常温 |
51Cr遊離法 | % |
3~4日 |
|
13142 |
ミトコンドリア病 ピアソン症候群 ミトコンドリアDNA欠失解析8C807 ピアソン症候群の病因であるミトコンドリアDNAの欠失を調べる検査である。 |
開栓厳禁
|
13 |
冷蔵 |
サザンブロット法 | 検出せず |
8000 D006-4 3 遺染 |
14~20日 |
00501 |
白血球数 |
|
13 |
冷蔵凍結不可 |
フローサイトメトリー法 | /μL 3,300~9,000 |
21 D005 5 血液 |
1~2日 |
00502 |
赤血球数 |
|
13 |
冷蔵凍結不可 |
電気抵抗検出法 | ×104/μL M 430~570 |
21 D005 5 血液 |
1~2日 |
00503 |
ヘモグロビン |
|
13 |
冷蔵凍結不可 |
SLS-Hb法 | g/dL M 13.5~17.5 |
21 D005 5 血液 |
1~2日 |
00504 |
ヘマトクリット |
|
13 |
冷蔵凍結不可 |
赤血球パルス波高値検出法 | % M 39.7~52.4 |
21 D005 5 血液 |
1~2日 |
00554 |
血小板数 |
|
13 |
冷蔵凍結不可 |
電気抵抗検出法 | ×104/μL 14.0~34.0 |
21 D005 5 血液 |
1~2日 |
00505 |
平均赤血球容積 |
|
13 |
冷蔵凍結不可 |
電気抵抗検出法 | fL 85~102 |
1~2日 |
|
00506 |
平均赤血球血色素量 |
|
13 |
冷蔵凍結不可 |
電気抵抗検出法 | pg 28.0~34.0 |
1~2日 |
|
00507 |
平均赤血球血色素濃度 |
|
13 |
冷蔵凍結不可 |
電気抵抗検出法 | % 30.2~35.1 |
1~2日 |
|
00540 |
網状赤血球数 |
|
13 |
冷蔵凍結不可 |
フローサイトメトリー法 | ‰ 4~19 |
12 D005 2 血液 |
1~2日 |
00553 |
骨髄像 |
|
20 |
常温 |
ライト・ギムザ染色 | 788 D005 14 血液 |
7~14日 |
|
00587 |
血液塗抹標本 鉄染色iron stain2A240 血液または骨髄塗抹標本を用いて、非ヘモグロビン鉄を染色し、鉄代謝異常の有無を形態学的に調べる検査である。貧血の鑑別診断に有用である。 |
|
20 |
常温 |
ベルリンブルー | 各37加算 D005 6注 血液 |
2~4日 |
|
03607 |
血液塗抹標本 PAS染色periodic acid-Schiff stain2A200 血液または骨髄塗抹標本を用いてPAS染色を行う検査である。多糖類や糖タンパクが染色され、赤白血病やリンパ系悪性腫瘍で異なる染色パターンを示す。 |
|
20 |
常温 |
McManus変法 | 各37加算 D005 6注 血液 |
2~4日 |
|
01306 |
血液塗抹標本 ALP染色leukocyte alkaline phosphatase stain2A180 末梢血の塗抹標本を用いてALP染色し、NAPスコアを算出する検査である。成熟好中球で陽性となりCMLで低値をとる。 |
|
20 |
常温 |
朝長法 | 各37加算 D005 6注 血液 |
2~4日 |
|
04170 |
骨髄液塗抹標本 鉄染色iron stain2A240 血液または骨髄塗抹標本を用いて、非ヘモグロビン鉄を染色し、鉄代謝異常の有無を形態学的に調べる検査である。貧血の鑑別診断に有用である。 |
|
20 |
常温 |
ベルリンブルー | 各60加算 D005 14注 血液 |
2~4日 |
|
04171 |
骨髄液塗抹標本 PAS染色periodic acid-Schiff stain2A200 血液または骨髄塗抹標本を用いてPAS染色を行う検査である。多糖類や糖タンパクが染色され、赤白血病やリンパ系悪性腫瘍で異なる染色パターンを示す。 |
|
20 |
常温 |
McManus変法 | 各60加算 D005 14注 血液 |
2~4日 |
|
07422 |
顆粒球コロニー刺激因子 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 10.5~57.5 |