WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
『挿間性・発作性疾患』に関連する検査項目
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
01584 |
フェノバルビタールphenobarbital3L175 催眠・鎮静、抗てんかん作用を持つバルビタール系薬剤であり、肝機能低下で血中半減期が大幅に延長する。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | μg/mL 10~40 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01587 |
プリミドンprimidone3L190 抗けいれん作用を有するてんかんの治療薬であり、血中半減期には個人差が大きいため、血中濃度測定が有用である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EMIT | μg/mL 5~12 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01585 |
フェニトインphenytoin3L185 ヒダントイン系の代表的な抗てんかん剤であり、血中濃度測定で歯肉増殖などの副作用の予防が可能である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | μg/mL 成人・小児 10~20 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01586 |
カルバマゼピンcarbamazepine3L115 てんかん、双極性障害、統合失調症の治療薬であり、血中半減期は個人差、薬剤間の銘柄差が大きく、併用薬剤によって代謝が遅延する。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | μg/mL 4~12 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01588 |
バルプロ酸sodium valproate3L195 頻繁に用いられる抗てんかん剤の一種であり、他の薬剤との併用には注意が必要である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | μg/mL 50~100 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
04323 |
エトスクシミドethosuximide3L135 スクシミド系の抗てんかん剤である。代謝速度には個人差が大きく、適正血中濃度を維持する必要がある。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | μg/mL 40~100 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01590 |
トリメタジオンtrimethadion3L205 スクシミド系の抗てんかん剤である。小発作などに用いられる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | μg/mL 300~500 |
管理料[470] B001 2イ |
4~10日 |
01594 |
クロナゼパムclonazepam3L125 ベンゾジアゼピン系の抗てんかん剤である。副作用に呼吸抑制、筋緊張低下、情動不安などが知られている。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
2週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL 10~70 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
01591 |
ニトラゼパムnitrazepam3L165 ベンゾジアゼピン系の催眠作用を持つ抗てんかん剤である。血中濃度測定により中毒を予防する。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
3週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL 20~100 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
03816 |
ジアゼパムdiazepam3L130 代表的なマイナートランキライザーである。中毒の予防とともに服薬コンプライアンスの把握のために血中濃度測定が行われる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL 有効治療濃度 200~500 |
管理料[470] B001 2イ |
3~5日 |
03840 |
ゾニサミドzonisamide3L210 主として肝臓で代謝されるベンゾイソキサゾール系抗てんかん剤である。肝障害時の投与量調節や服薬コンプライアンスを把握する目的で血中濃度測定が行われる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
ラテックス凝集法 | μg/mL 10~30 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
03655 |
ガバペンチンgabapentin3L215 GABA誘導体の一種であり、てんかんの部分発作に用いられる。腎不全患者で血中濃度測定が推奨される。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~5日 |
03918 |
クロバザムclobazam3L145 他剤で効果が十分に認められない場合に併用される抗てんかん剤である。一部の薬剤と相互作用を持つため注意が必要である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
3週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL クロバザム 30~300 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
25396 |
レベチラセタムlevetiracetam3L230 部分発作に対する主要薬の一種である抗てんかん剤である。神経終末のシナプス小胞蛋白2A(SV2A)との結合で、発作抑制作用を発揮する。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL 12~46 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
25415 |
ラモトリギンlamotrigine3L220 小児にも投与可能な抗てんかん剤である。併用薬の影響を受け、腎不全で蓄積するため血中濃度測定が行われる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL 2.5~15 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
25416 |
トピラマートtopiramate3L225 部分発作に対する併用療法に用いられる抗てんかん剤である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL 5~20 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
25722 |
スチリペントールstiripentol3L235 難治性てんかんDravet症候群の発作に対し、クロバザム、バルプロ酸と併用される薬である。種々の薬剤と相互作用があるため血中濃度測定による管理が必要がある。 |
遠心
または
|
14 ↓
02
02 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~5日 |
25904 |
ルフィナミドrufinamide3L240 Lennox-Gastaut症候群において他の抗てんかん剤と併用して使用される薬である。薬剤により相互作用が異なるため、血中濃度測定が有用である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~5日 |
26652 |
ペランパネルperampanel3L245 AMPA受容体拮抗剤であり、既存の抗てんかん剤とは異なる作用機序を持つ。 |
遠心
または
|
14 ↓
02
02 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
26735 |
ラコサミドlacosamide3L248 部分発作に有効な抗てんかん剤である。既存の抗てんかん剤とは異なる作用機序を持つ。 |
遠心
または
|
14 ↓
02
02 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
12391 |
ビガバトリンvigabatrin3L250 点頭てんかんに特化した抗てんかん剤である。重大な副作用を持つため血中濃度測定が行われる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL 2~36 |
管理料[470] B001 2イ |
3~5日 |
13197 |
フェンフルラミン3L150 Dravet症候群患者に対して用いる抗てんかん剤である。 |
遠心
または
|
03 ↓
02
02 |
6週 冷蔵
6週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL フェンフルラミン |
管理料[470] B001 2イ |
3~5日 |
13441 |
ブリーバラセタム3L253 てんかん患者の部分発作に対して用いる。 |
遠心
または
|
03 ↓
02
02 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~5日 |
04585 |
クロチアゼパム心身症、自律神経失調症に用いられるベンゾジアゼピン系の抗不安剤である。連用により薬物依存を生じることがあるので、用量用法には注意が必要である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
04586 |
フルニトラゼパムベンゾジアゼピン系の催眠鎮静・抗不安剤である。効き目や安全性が高く、麻酔前投薬にも用いられる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
04606 |
ミダゾラムmidazolam3L486 ベンゾジアゼピン系の催眠鎮静剤である。麻酔前投薬や全身麻酔の導入および維持などに用いられる。効果は個人差が大きく過度の鎮静を避けるよう投与量を決定する必要がある。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
04607 |
エスタゾラム不眠症の治療や、麻酔前投薬に用いられるベンゾジアゼピン系催眠剤・抗不安剤である。リトナビルとの併用で血中濃度が上昇する。肝障害や腎障害では排泄が遅延する恐れがある。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
04687 |
アルプラゾラム心身症に広く用いられるベンゾジアゼピン系のマイナートランキライザーである。相互に血中濃度の変化が起こるので併用薬剤には注意が必要である。腎障害では排泄が遅延する恐れがある。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
04688 |
ブロチゾラムチエノトリアゾロジアゼピン系の催眠剤である。催眠、抗不安、抗痙攣作用が強い。併用薬剤により血中濃度が増減するので注意が必要である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
26781 |
トリアゾラムtriazolam3L487 催眠鎮静作用のある超短時間作用型のベンゾジアゼピン系薬剤である。効果には個人差があり、依存性や離脱症状、健忘といった重大な副作用を持つ。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
26779 |
ニメタゼパムnimetazepam中時間作用型の催眠鎮静作用のあるベンゾジアゼピン系薬剤である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
26889 |
ゾルピデム非ベンゾジアゼピン系構造を持ち、半減期が短い短期作用型の精神・神経系用薬である。肝機能の低下により作用が強くあらわれる恐れがある。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
26890 |
ゾピクロン睡眠障害の改善や麻酔前投与に使用される非ベンゾジアゼピン系薬剤である。効果には個人差が認められる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
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00971 |
セロトニン 〈血液〉 |
単独検体
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14 |
凍 |
LC-MS/MS | ng/mL 52.8~200 |
3~9日 |
|
00971 |
セロトニン 〈血漿〉 |
冷遠
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14 ↓ 02 |
凍 |
LC-MS/MS | ng/mL 623 以下 |
3~9日 |
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26988 |
5-ハイドロキシインドール酢酸 〈尿〉 |
|
25 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | mg/day 0.6~4.1 |
95 D008 5 生Ⅱ |
3~4日 |
26991 |
5-ハイドロキシインドール酢酸 〈クレアチニン補正〉 |
|
25 |
冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mg・Cr 0.4~3.5 |
95 D008 5 生Ⅱ |
3~4日 |