検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年7月1日時点の情報です。

入力コード 04323  統一コード 3L135 
項目名 エトスクシミド
Ethosuximide
実施料
管理料[470]
判断料区分  
健康保険名称  特定疾患治療管理料/特定薬剤治療管理料1 
検査方法
EIA
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.4
03 → 02
冷蔵
報告所要日数
2~3日
有効治療濃度  
μg/mL

40~100

臨床的
意義 
スクシミド系抗てんかん剤。代謝速度には個人差が大きく、TDMで適正血中濃度を維持。
  1. 作用
 エトスクシミドはスクシミド系の抗てんかん剤の一種である。

 抗けいれん作用はトリメタジオンと類似しており、特有の脳波(3/秒 spike & wave)を呈する定型欠神発作の脳波所見を改善する効果をもつ。

 健康成人に1gをカプセルとして経口投与後1~4時間で最高血中濃度に達し、半減期は約60時間である。小児にシロップとして500mg経口投与した場合は3~7時間で最高濃度に達し、半減期は33.4時間である。本剤の代謝速度に関しては個人差が大きいため血中濃度の測定は重要である。

 血中濃度が定常状態に達するには通常、投与開始後6~12日を要する。

2. 禁忌
 重篤な血液障害のある患者、本剤に対して過敏症の既往歴のある患者には禁忌とされている。

3. 採血時期
 次回投与直前(トラフ)。

 半減期が長いため、随時採血も可能であるが、比較のためには定刻を守る方が望ましい。

【主に用いられる疾患】
 定型欠神発作(小発作)、小型(運動)発作、ミオクロニー発作、失立(無動)発作、点頭てんかん(BNSけいれん等)
【副作用】
 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson Syndrome)、SLE様症状、再生不良性貧血、汎血球減少 など
関連項目 フェノバルビタール, プリミドン, フェニトイン, カルバマゼピン, バルプロ酸, トリメタジオン, クロナゼパム, ニトラゼパム, ジアゼパム, ゾニサミド, クロバザム,
 

※チャート参照:特定薬剤治療管理料

※主な商品名:ザロンチン、エピレオプチマル

チャート参照:緊急報告対象項目です。

チャート 

主な薬物検査の採血時期

特定薬剤治療管理料

緊急報告対象項目とその基準

容  器  
採取容器
提出容器

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