検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年7月1日時点の情報です。

入力コード 01591  統一コード 3L165 
項目名 ニトラゼパム
Nitrazepam
実施料
管理料[470]
判断料区分  
健康保険名称  特定疾患治療管理料/特定薬剤治療管理料1 
検査方法
LC-MS/MS
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.5
03 → 02
冷蔵
報告所要日数
3~4日
有効治療濃度  
ng/mL

20~100

臨床的
意義 
ベンゾジアゼピン系の催眠剤、抗てんかん薬。血中濃度測定で中毒を予防。
  1. 作用
 ニトラゼパムはベンゾジアゼピン系薬物の中で催眠剤に分類される薬物であり、抗てんかん剤として用いられる。主に、大脳辺縁系(扁桃核、海馬)並びに視床下部に作用点があり情動障害を取り除き、覚醒賦活系への余剰刺激伝達を遮断して催眠状態に導入する。ニトラゼパムは他のベンゾジアゼピン系薬物にみられるような活性代謝物への転換はないがparent compoundの血中半減期が比較的長く反復投与により蓄積効果が生ずる。しかし、一般に催眠剤として1日1回就寝前にのみ用いる場合は継続使用しても蓄積は起こらない。

 投与後、通常約15~45分で入眠作用を発現し、持続時間も約6~8時間と自然睡眠サイクルに類似している。血中動態では健康成人に10mg経口投与すると、速やかに吸収され約2時間後に最高濃度に達し、大部分が24~48時間以内に排泄される。

2. 禁忌
 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者、急性狭隅角緑内障のある患者、重症性筋無力症のある患者には投与を行わない。

3. 採血時期
 次回投与直前(トラフ)。

 半減期が長いため、随時採血も可能であるが、比較のため定刻を守る方が望ましい。

【主に用いられる疾患】
 不眠症、麻酔前投薬、異型小発作群(点頭てんかん、ミオクローヌス発作、失立発作など)、焦点性発作(焦点性けいれん発作、精神運動発作、自律神経発作など)
【副作用】
 呼吸抑制、CO2ナルコーシス、薬物依存、刺激興奮、錯乱 など
関連項目 フェノバルビタール, プリミドン, フェニトイン, カルバマゼピン, バルプロ酸, エトスクシミド, トリメタジオン, クロナゼパム, ジアゼパム, ゾニサミド, クロバザム,
 

※チャート参照:特定薬剤治療管理料

※主な商品名:ベンザリン、ネルボン

チャート 

主な薬物検査の採血時期

特定薬剤治療管理料

容  器  
採取容器
提出容器

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