検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年10月1日時点の情報です。

入力コード 01090  統一コード 4G020 
項目名 C-ペプタイド (CPR) 〈尿〉
C-peptide, urine
実施料
包括111
判断料区分 生Ⅱ 
健康保険名称  内分泌学的検査/C-ペプチド(CPR) 
検査方法
CLIA
検査材料
蓄尿 または 部分尿
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 蓄尿 0.4
16
凍結
または
2 部分尿 0.4
16
凍結
検査材料備考

※部分尿の場合は濃度(単位:μg/L)をご報告します(その場合、基準値はありません)。

全尿保存の場合は、必ず専用保存剤を添加してください。

報告所要日数
2~3日
基準値(単位)  
μg/day

20.1~155

臨床的
意義 
インスリンを生成する過程で生じる副産物。抗インスリン抗体によってインスリン測定が困難な場合に有用。
   C-ペプタイドは、プロインスリンからインスリンを分解生成する過程に切り離されて生じる副産物である。プロインスリンから等モルのインスリンとC-ペプタイドが生じ、両者の血中分泌動態には基本的に並行関係が存在することから、C-ペプタイドの測定によってインスリンに代えることができる。特に抗インスリン抗体の存在によってインスリン測定が困難な場合に有用である。

 なお、免疫学的手法にて測定されるC-ペプタイドをCPR(C-peptide immunoreactivity) と呼び、こうした測定系で用いられる抗体は多少なりともプロインスリンに交差反応を示す。通常、膵ラ氏島B細胞から血中に前駆体のまま放出されるプロインスリンはごく微量であり実際上は無視し得るが、高プロインスリン血症を呈する場合は検査値に影響を与える場合がある。

 他方、C-ペプタイドは尿中にも相当量排泄され、その増減は血中分泌量を反映することが知られている。ここでプロインスリンは尿中にほとんど排泄されないことから、血清を検体とする場合とは異なって、尿中CPRという場合、ほぼC-ペプタイドそのものと見なして差し支えない。

 なお、尿検体では専用保存剤(炭酸ナトリウム主剤)を添加して冷蔵保存しないと、蓄尿中に分解のおそれがある。

【高値を示す病態】
 インスリンの項に準ずる
【低値を示す病態】
 インスリンの項に準ずる
関連項目 グリコアルブミン (GA), 1,5-アンヒドログルシトール (1,5-AG), グルコース (GLU), インスリン (IRI), グルコース負荷試験, 糖定量[尿検査], インスリン抗体[膵・消化管],
 

※総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。
チャート参照:透析管理料の対象項目です。

算定備考

血液および尿の検体を同時に測定した場合は、血液の所定点数のみを算定できます。

チャート 

実施料について2

容  器 
提出容器
 

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