検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年7月1日時点の情報です。

入力コード 01301  統一コード 3B195 
項目名 エラスターゼ1
elastase1
実施料
包括126
判断料区分 生Ⅱ 
健康保険名称  腫瘍マーカー/エラスターゼ1 
検査方法
LA(ラテックス凝集比濁法)
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.5
01
冷蔵
報告所要日数
1~2日
基準値(単位)  
ng/dL

300 以下

臨床的
意義 
膵癌で比較的早期から上昇する血中腫瘍マーカーだが、膵炎でも上昇をみる。
   エラスターゼ1は、主として膵に存在する蛋白分解酵素の一つである。膵の病変によって血中へ逸脱し高値を呈することから、各種膵疾患の優れた指標として臨床応用されている。

 膵癌においては、腫瘤による膵管閉塞に基づく随伴性膵炎を反映して異常高値を示す。特に切除術可能な比較的早期の症例に1,000ng/dLを超える異常高値がしばしば認められ、組織破壊の著しい進行癌では正常値ないし低値を示す傾向にある。こうした知見は、エラスターゼ1が膵癌の早期発見に有用なマーカーであることを意味すると考えられる。また、一般にエラスターゼ1の高値は膵尾部癌に比べて膵頭部癌により多いとされている。

 一方、急性膵炎においてはアミラーゼと同上に高値をとる。

【高値を示す病態】
 膵癌、急性膵炎、慢性膵炎、腎不全
関連項目 CA19-9, SPan-1抗原, DUPAN-2, シアリルLeX-i抗原 (SLX), NCC-ST-439, シアリルTn抗原 (STN), トリプシン, 膵ホスホリパーゼA2 (膵PLA2), 膵アミラーゼ 〈血清〉, 膵アミラーゼ 〈尿〉, リパーゼ,
 

※総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

チャート 

腫瘍部位とマーカーの有用性

腫瘍マーカー値の生理的変動因子

容  器 
提出容器

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