検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年10月1日時点の情報です。

入力コード 45338  統一コード 8B200 
項目名 先天性Gバンド分染法
chromosome analysis by giemsa banding
実施料
2631+397
判断料区分 遺染 
健康保険名称  染色体検査(全ての費用を含む。) 
検査方法
分染法
検査材料
ヘパリン加血液
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 ヘパリン加血液 3
10
冷蔵
検査材料備考

※『遺伝学的検査依頼書【先天異常 染色体検査】』をご利用ください。

報告所要日数
13~18日

※判定に当たり精査が必要な場合、さらに10日前後報告日数が延長となります。

臨床的
意義 
最も一般的な染色体分染法。ギムザ染色で染色体を染め分け、異常の有無を解析。
   Gバンド分染法は、ギムザ(Giemsa)染色で染色体の欠失、転座などを判定する基本的な染色体検査法である。患者から採取したリンパ球の分裂中期細胞を標本上に展開し、蛋白分解酵素であるトリプシンで処理した後、ギムザ染色し、濃淡に染め分けられた一定のバンドパターンから染色体の分析を行う。

 Gバンド分染法の長所は、染色体の濃淡コントラストが明瞭で識別が容易なこと、バンドが多数(400~550バンド)観察できることである。また、蛍光色素を用いたQバンド分染法では得られない永久標本が作製でき、光学顕微鏡で観察可能なため、染色体異常のスクリーニングに広く用いられている。

 本法は染色体における微小部分の欠失や、転座の切断点同定にも有用である。しかし、微細欠失(重複)症候群の中には、本法で診断が困難な症例もあり、FISH法(Fluorescence in situ hybridization)による精査が推奨される。

【異常が認められる病態】
 [染色体の数的異常などに基づく様々な疾患] ダウン症などの-トリソミー症候群をはじめとする様々なトリソミー症候群やモノソミー症候群、リング症候群 など
 [性染色体異常] ターナー症候群、クラインフェルター症候群 など
 [染色体異常による腫瘍性疾患] 骨髄性白血病、急性リンパ性白血病(ALL)、悪性リンパ腫、Wilms腫瘍等の固形腫瘍 など
関連項目 Qバンド分染法[先天異常染色体検査], Rバンド分染法, Cバンド分染法, 脆弱X染色体, 高精度分染法,
 

※「全サブテロメア領域解析」と同時に依頼された場合は、「全サブテロメア領域解析」の結果判定後にご報告します。
受付曜日:月~金曜日(休日は受付不可)
検査に当たり、被検者へ十分な説明を行ってください。被検者ご自身の承諾が文書で得られた場合にのみ、検査を受託します。依頼書の被検者名はプライバシー保護のため、匿名化をお願いします。また、検査前後の被検者への十分なカウンセリングを併せてお願いします。
Qバンド、Rバンド、Cバンド、高精度分染法は、最初にGバンド分染法を実施し、さらに検査の必要な場合に実施します。

算定備考

分染法を実施した場合は、397点の加算ができます。

容  器 
提出容器

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