WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

01802

曜日指定倫理対象先天依頼書

C分染法

8B200-0000-019-406

開栓厳禁

ヘパリン加血液
3

 

10

 

冷蔵

分染法406

2553+397

D006-5 2

遺染

14~21日

項目
コード
検査項目

01802

曜日指定倫理対象先天依頼書

C分染法

8B200-0000-019-406

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

開栓厳禁

ヘパリン加血液
3

 

10

 

冷蔵

分染法406
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

2553+397

D006-5 2

遺染

14~21日

備考

項目

  • 受付曜日:月~金曜日(休日は受付不可)
  • 検査に当たり、被検者へ十分な説明を行ってください。被検者ご自身の承諾が文書で得られた場合にのみ、検査を受託します。依頼書の被検者名はプライバシー保護のため、匿名化を推奨します。また、必要に応じて検査前後の被検者への十分なカウンセリングを併せてお願いします。
  • 最初にG分染法を実施し、より詳細な解析を必要とする場合にQ分染法、R分染法、C分染法、高精度分染法をご依頼ください。

依頼

  • 『遺伝学的検査依頼書【先天異常 染色体検査】』をご利用ください。

検体

  • コンタミネーション防止などのため、検体採取後は容器を開栓しないでください。

日数

  • 判定に当たり精査が必要な場合は、さらに10日前後報告日数が延長となります。

「染色体検査」分野共通の特記事項

  • [ご注意]その他の材料でご提出の場合には、記載の所要日数以内にご報告できない場合がありますのでご了承ください。
    [お願い]「染色体検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。

診療報酬

  • 保険名称:染色体検査(全ての費用を含む。)/その他の場合+分染法加算
  • 実施料:2553+397
  • 診療報酬区分:D006-5 2
  • 判断料区分:遺伝子関連・染色体検査

分染法で実施しますので、所定点数の加算ができます。

容器

容器番号10:ヘパリン容器

  • 採取量: 4mL・9mL
  • 添加剤: ヘパリンNa
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: アミノ酸分析,
    微量金属,
    染色体検査

参考文献

福島義光, 井上信男: 臨床検査 28, 759, 1984.
寺島 寛: 病理形態検査(臨床検査技術全書8), 456, 医学書院, 東京, 1978.

検査項目解説

臨床的意義

染色体のCバンド領域を特異的に染め分け、腕間逆位やdicentric X染色体の動原体を調べる検査である。

 C分染法は、患者から採取したリンパ球を用いて、染色体の異常を調べる検査である。

 C分染法は、染色体のうち異質染色質(heterochromatin)や動原体の部分を染め出す分染法の一種である。

 Cバンドの名称は、constitutive heterochromatinのconstitutiveのCに由来する。セントロメア(動原体)領域にある異質染色質、および、1番、9番、16番染色体の二次狭窄部や、Y染色体長腕にある大きな異質染色質を同時に分染する染色法である。この領域には、特定の配列を持った反復配列が局在しており、動原体領域には171 bpを反復単位としたアルホイド配列が、Y染色体長腕には3,400 bpを反復単位とする反復配列が存在する。

 1番、9番、16番およびY染色体の異質染色質の大きさには、個人差(多型)が観察されるが、疾患との直接的関連性はないとされる。染色体構造異常のうち、9番染色体の異質染色質を含む領域の、腕間逆位の判定には、C法分染が有効である。

 2つの動原体を持つ染色体では、1つの動原体は機能を有し、もう1つは機能を失った動原体であるが、本検査ではそれぞれがどこに存在するかを調べることができる。

【異常を示す疾患】

染色体異常

関連疾患

Q99.9.2:染色体異常 Q90-Q99:先天性疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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