WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 10 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
00052 |
マグネシウム |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
酵素法 | mg/dL 1.9~2.5 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
00052 |
マグネシウム |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
酵素法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
mg/dL 1.9~2.5 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
備考
診療報酬
- 保険名称:血液化学検査/マグネシウム
- 実施料:包括11
- 診療報酬区分:D007 1
- 判断料区分:生化学的検査(Ⅰ)
チャート
容器
容器番号01:汎用容器(分離剤入り)
- 容量: 6mL・8.5mL
- 添加剤: 凝固促進剤
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: -
参考文献
Mann, C. K. and Yoe, J. H.: Anal. Chem. 28, 202, 1956.
検査項目解説
臨床的意義
種々の酵素の補助因子として作用し、生体代謝調節に重要な役割を担う必須微量金属である。
マグネシウム(Mg)は、種々の酵素の補助因子として作用し、生体代謝調節に重要な役割を担う金属である。特に虚血性心疾患、不整脈、高血圧、脳血管障害とMg欠乏との関係を示唆する報告が多い。一方、高マグネシウム血症は腎機能障害例に生じ、カルシウムをはじめとする電解質代謝に異常を来し、腎性骨異栄養症に関与する。
血清Mgは、男性が女性よりわずかに高値を示し、加齢による上昇の他、日内・日差・季節変動も認められるが、いずれも基準範囲内に留まる。
なお、Mg欠乏状態ではマンガンも欠乏しやすい。このため両者を視野に入れた検査が推奨される。
【高値を示す疾患】
甲状腺機能低下症,アジソン病,急性腎不全,慢性腎不全,腎障害
【低値を示す疾患】
飢餓
関連疾患
E03.9.4:甲状腺機能低下症 → E00-E07:甲状腺疾患
E27.1.1:アジソン病 → E20-E35:その他の内分泌疾患
N17.9.1:急性腎不全 → N17-N19:腎不全
N18.9.3:慢性腎不全 → N17-N19:腎不全
N28.9.5:腎障害 → N25-N29:その他の腎・尿管の疾患
T73.0.1:飢餓 → T66-T78:アレルギー等その他の外因による作用
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.