WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 有効治療濃度 採血時期 |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
03722 |
アプリンジンaprindine3L855-0000-023-205 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL 0.25~1.25 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
03722 |
アプリンジンaprindine3L855-0000-023-205 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
μg/mL 0.25~1.25 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
備考
算定
- チャート参照:特定薬剤治療管理料
参考
- 主な商品名:アスペノン
「薬毒物検査」分野共通の特記事項
- [ご注意]血中薬物検査をご依頼の際は、分離剤入り採血管は使用しないでください(測定値が分離剤の影響を受ける場合があります)。
診療報酬
- 保険名称:特定疾患治療管理料/特定薬剤治療管理料1
- 実施料:管理料[470]
- 診療報酬区分:B001 2イ
チャート
容器
容器番号03:汎用容器(分離剤なし)
- 容量: 5.5mL・9mL
- 添加剤: 凝固促進剤
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: 血中薬物濃度
(血清の場合)
容器番号02:汎用容器
- 容量: 4mL・10mL
- 添加剤: -
- 保管方法:常温
- 主な検査項目: 血清,血漿提出用
検査項目解説
臨床的意義
頻脈性不整脈の治療剤で、他の薬剤に抵抗性を持つ場合にも用いられる。肝臓で代謝されるため肝機能障害では高値となるので注意が必要である。
1.作用
アプリンジンは、頻脈性不整脈の治療薬である。Vaughan Williams分類では、Ⅰb群に属している。
健康成人および不整脈患者に経口投与すると、消化管より吸収され2~4時間で最高濃度に達し、半減期は投与量に依存して延長する。
心筋梗塞患者および非心筋梗塞患者に2 mg/kgを10 mg/分静注時、半減期(β)はそれぞれ13.6±5.1時間、9.7±6.6時間と報告されている。
2.禁忌
重篤な刺激伝達障害のある患者、重篤なうっ血性心不全のある患者、妊婦または妊娠している可能性のある女性には投与しない。
3.採血時期
経口:次回投与直前(トラフ)および投与後2~4時間(ピーク)
静注:次回投与直前(トラフ)
【主に用いられる疾患】
不整脈
【副作用】
振戦,めまい,食欲不振
関連疾患
I49.9.2:不整脈 → I30-I52:その他の心疾患
R25.1.8:振戦 → R25-R29:神経系・筋骨格系の症状
R42.1:めまい → R40-R46:認識・知覚・情緒状態・行動の症状
R63.0.1:食欲不振 → R50-R69:全身症状・徴候
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.