WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
01646 |
PIVKA-Ⅱ《CLIA》PIVKA-25D520-0000-023-051 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
CLIA | mAU/mL 40 未満 |
包括131 D009 10 生Ⅱ |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
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01646 |
PIVKA-Ⅱ《CLIA》PIVKA-25D520-0000-023-051 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
CLIA |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
mAU/mL 40 未満 |
包括131 D009 10 生Ⅱ |
2~3日 |
備考
診療報酬
- 保険名称:腫瘍マーカー/PIVKA-Ⅱ定量
- 実施料:包括131
- 診療報酬区分:D009 10
- 判断料区分:生化学的検査(Ⅱ)
容器
容器番号01:汎用容器(分離剤入り)
- 容量: 6mL・8.5mL
- 添加剤: 凝固促進剤
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: -
参考文献
菅原昌章, 他: 医学と薬学 73, (3), 293, 2016.
検査項目解説
臨床的意義
凝固第Ⅱ因子の生合成不全生成物である。肝細胞癌に特異性の高い腫瘍マーカーで、AFPと相関が低く独立した指標になる。
PIVKA-Ⅱは、血液凝固第Ⅱ因子であるプロトロンビンの肝臓における生合成不全に由来する異常タンパク質である。
プロトロンビン合成の最終段階は、前駆体N末端近傍グルタミン酸残基のビタミンK依存的なカルボキシル化反応によるGla(γ-carboxyglutamic acid residue)への転換にある。この反応過程の失調または欠落に基づく異常プロトロンビンは、凝固活性を欠いたタンパク質として血中に放出される。
新生児メレナをはじめとするビタミンK欠乏性出血症の診断に、PIVKA-Ⅱが有用な指標となることは以前から知られていたが、1984年にLiebmanが肝細胞癌患者の血中にPIVKA-Ⅱの高頻度かつ著明な増加を報告したことを機に、α-フェトプロテイン(AFP)とは相関性のない肝細胞癌の特異的マーカーとしての臨床的意義が確認されている。
【高値を示す疾患】
肝癌
関連疾患
C22.0.1:肝癌 → C15-C26:消化器腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.