WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
07513 |
ヒトヘルペスウイルス7型(HHV7) DNA定量〈リンパ球〉human herpes virus type 75F211-1441-019-862 |
開栓厳禁単独検体
|
14 |
冷蔵 |
リアルタイムPCR法 | コピー/μg 10未満 |
3~5日 |
項目 コード |
検査項目 |
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07513 |
ヒトヘルペスウイルス7型(HHV7) DNA定量〈リンパ球〉human herpes virus type 75F211-1441-019-862 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
開栓厳禁単独検体
|
14 |
冷蔵 |
リアルタイムPCR法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
コピー/μg 10未満 |
3~5日 |
備考
項目
- 受付曜日:材料がEDTA加血液の場合は月~金曜日(休日とその前日は受付不可)
検体
- コンタミネーション防止などのため、検体採取後は容器を開栓しないでください。
- 必ず遺伝子検査の専用検体としてご提出ください(同一検体で病原体核酸検査以外の項目との重複依頼は避けてください)。
- 採血後、速やかに検体をご提出ください(原則として採血後24時間以内の検体を用います)。
報告
- DNAが規定量回収できない場合は、換算値にて結果をご報告する場合があります。
- 検体中の1μg DNA当たりのウイルスコピー数として表示。
- リアルタイムPCR法による検査において定量値をべき乗表示する場合の報告書上の記載は、例示のとおりです。
(例) 5.0×102 コピー → 50×10*1 コピー
容器
容器番号14:内分泌学用容器
- 採取量: 5.5mL
- 添加剤: EDTA-2Na
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: レニン,
サイクリックAMP,
遺伝子検査
参考文献
Heid, C. A. et al.: Genome Res. 6, 986, 1996.
検査項目解説
臨床的意義
リアルタイムPCR法で各種ヘルペスウイルスのDNAを同時に定量する検査である。ウイルスの再活性化を早期に判定できる。
ヘルペスウイルスは2本鎖DNAをゲノムとするDNAウイルスの一種である。ヘルペスウイルス感染は、平時には無症候性に経過する例が多く、発症しても2~3週で軽快することが一般的である。ヘルペスウイルス群による感染の重要な特徴は、初感染の後、抗体の存在下に持続感染を起こすことであり、感染既往者の生体内には生涯にわたってウイルスゲノムが存在し続ける。感染は、胎児期や乳幼児期の早くから始まり、本邦でも成人の大半がヘルペスウイルス群の保有者と考えられる。
潜伏感染したウイルスとの平衡関係は、生体の免疫機構によって制御されているため、免疫抑制剤や抗がん剤を投与されている患者、あるいはHlV感染者のような長期の免疫不全状態にある易感染性宿主(immunocompromised host)では、高頻度にウイルスの再活性化が惹起され、重篤な日和見感染症を発症する。これらは、治療の遅れを来した場合にしばしば致死的であり、迅速な診断がきわめて重要となる。
特にサイトメガロウイルス(CMV)、EBウイルス(EBV)、および単純へルペスウイルス(HSV)は移植後早期における日和見感染症の主要な起因ウイルスであり、移植の成功如何を大きく左右する。
【高値を示す疾患】
ヘルペスウイルス感染症
関連疾患
B00.9.1:ヘルペスウイルス感染症 → B00-B09:皮膚粘膜系のウイルス感染症
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.