WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
25483 |
HPV型別human papilloma virus5F100-1405-076-898 5F100-1405-085-898 |
または
|
指定容器 81
指定容器 61 |
冷蔵
冷蔵 |
PCR-rSSO法 | 5~17日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
25483 |
HPV型別human papilloma virus5F100-1405-076-898 5F100-1405-085-898 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
または
|
指定容器 81
指定容器 61 |
冷蔵
冷蔵 |
PCR-rSSO法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
5~17日 |
備考
項目
- 6,11,16,18,26,31,33,35,39,42,44,45,51,52,53,54,55,56,58,59,61,62,66,68,70,71,73,82,84,90およびCP6108型のHPV(31種)を検出します。
検体1
- チャート参照:LBC検体提出の留意点
- コンタミネーション防止のため、先に必要量を分注いただく方法を推奨します。
検体2
- ぬぐい液は、必ずHPV型別の専用検体としてご提出ください。
報告
- 高リスク型が検出された場合は、検出された型と「高リスク型」である旨をご報告します。低リスク型とその他の型が検出された場合は、検出された型のみご報告します。
チャート
容器
容器番号81:液状細胞診(LBC)婦人科用(ThinPrep)
- 採取量: -
- 添加剤: メタノール含有
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器表示
- 主な検査項目: LBC婦人科,
HPV型別
容器番号61:HPV容器(ハイブリッドキャプチャー法)
- 採取量: -
- 添加剤:
トリスヒドロキシメチルアミノメタン,
EDTA,アジ化ナトリウム(0.1%未満),
塩 - 保管方法:常温
- 有効期間:容器表示
- 主な検査項目: HPV-DNA同定
《ハイブリッドキャプチャー法》
検査項目解説
臨床的意義
尖圭コンジローマ、子宮頸癌と関連深いHPVのDNA型別検査である。ウイルス型により低リスク型群と中・高リスク型群に分けられる。
性行為感染症(STD)起因ウイルスの一種であるヒトパピローマウイルス(HPV)感染を、DNAの同定により判定する検査である。HPVは尖圭コンジローマ、子宮頸癌などの一因とされるウイルスであるが、DNA型により病原性の程度が異なるため、低リスク型群と中・高リスク型群に分けて判定が行われる。
HPVは、皮膚や生殖器粘膜における尖圭コンジローマ、子宮頸癌・外陰癌の発生に関与することで知られるパポーバウイルス科のDNAウイルスである。
HPVは200種類以上の遺伝子型が同定されているが、組織より分離されるHPVの型と病変の間には密接な関連がある。尖圭コンジローマのような比較的良性な腫瘤性病変を惹起する低リスク型と、がん組織に高頻度に検出され病変の悪性化に関与する中あるいは高リスク型の二群に大別される。したがって、HPV感染の診断に際しては単にウイルスの存在のみならず、それが両群のいずれであるかの鑑別が重要とされる。
HPV型別検査では、低、中~高リスク型に分類される6,11,16,18,26,31,33,35,39,42,44,45,51,52,53,54,55,56,58,59,61,62,66,68,70,71,73,82,84,90,CP6108型の31種を検出する。
【陽性を示す疾患】
ヒトパピローマウイルス感染症
関連疾患
B07.2:ヒトパピローマウイルス感染症 → B00-B09:皮膚粘膜系のウイルス感染症
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.
INFORMATION
※ 3年分のINFORMATION へのLinkを掲載しています.