WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
25961 |
抗ss DNA抗体IgGanti-single stranded DNA antibody-IgG5G026-0000-023-052 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
CLEIA | AU/mL 25.0 以下 |
159 D014 17 免疫 |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
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25961 |
抗ss DNA抗体IgGanti-single stranded DNA antibody-IgG5G026-0000-023-052 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
CLEIA |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
AU/mL 25.0 以下 |
159 D014 17 免疫 |
2~3日 |
診療報酬
- 保険名称:自己抗体検査/抗DNA抗体定量
- 実施料:159
- 診療報酬区分:D014 17
- 判断料区分:免疫学的検査
実施料は、「抗DNA抗体(定量)」として一連の算定となります。
容器
容器番号01:汎用容器(分離剤入り)
- 容量: 6mL・8.5mL
- 添加剤: 凝固促進剤
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: -
参考文献
西山 進, 他: 医学と薬学 69, (4), 689, 2013.
礒田健太郎, 他: 医学と薬学 70, (1), 119, 2013.
検査項目解説
臨床的意義
1本鎖DNAに対する抗体をクラス別に測定する検査である。IgGはSLE、IgMはリウマチ性疾患で高値となる。
抗DNA抗体には、二本鎖DNAに反応する抗体(double-stranded:ds)と、一本鎖DNAのみと反応する抗体(single-stranded:ss)に大別される。
このうち、ループス腎炎など全身性エリテマトーデス(SLE)の病態をよく反映しているのは、IgGクラスの抗ds DNA抗体であるとされ、抗ss DNA抗体陽性のSLE患者では、むしろ軽症の臨床経過をとる傾向があるとされている。また、抗ds DNA抗体陰性のSLE患者にも本抗体が検出されることがある。
間接蛍光抗体法による抗核抗体(anti-nuclear antibody:ANA)検査で核の周辺が染色される辺縁型(pheripheral)の特異蛍光を示す場合は、抗DNA抗体が陽性であることが多いとされている。
【高値を示す疾患】
全身性エリテマトーデス,全身性進行性硬化症,シェーグレン症候群,オーバーラップ症候群,混合性結合組織病
関連疾患
M34.0:全身性進行性硬化症 → M30-M36:全身性結合組織疾患
M35.0.1:シェーグレン症候群 → M30-M36:全身性結合組織疾患
M35.1.1:オーバーラップ症候群 → M30-M36:全身性結合組織疾患
M35.1.3:混合性結合組織病 → M30-M36:全身性結合組織疾患
M32.9.3:全身性エリテマトーデス → M30-M36:全身性結合組織疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.