WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
30252 |
抗Sm抗体anti-Sm antibody5G065-0000-023-052 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
CLEIA | U/mL 10.0 未満 |
包括147 D014 14 免疫 |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
30252 |
抗Sm抗体anti-Sm antibody5G065-0000-023-052 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
CLEIA |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
U/mL 10.0 未満 |
包括147 D014 14 免疫 |
2~3日 |
診療報酬
- 保険名称:自己抗体検査/抗Sm抗体定量
- 実施料:包括147
- 診療報酬区分:D014 14
- 判断料区分:免疫学的検査
容器
容器番号01:汎用容器(分離剤入り)
- 容量: 6mL・8.5mL
- 添加剤: 凝固促進剤
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: -
参考文献
西山 進, 他: 医学と薬学 68, (2), 345, 2012.
検査項目解説
臨床的意義
非ヒストン核タンパク抗原に対する抗核抗体のひとつである。SLEに対して疾患特異性が高い自己抗体である。
抗Sm抗体は、Smithという名前の全身性エリテマトーデス(SLE)患者の血中に認められた抗体で、非ヒストン核タンパク抗原に対する抗核抗体のひとつであり、この患者の頭文字が抗体名の由来となっている。
抗ENA(extractable nuclear antigen)抗体は大別して抗RNP抗体(Rnase感受性抗体)と、抗Sm抗体(Rnase抵抗性抗体)があり、通常は抗Sm抗体が陽性であれば抗RNP抗体も陽性になることが多い。
本抗体はSLEと非常に関連が強く、SLEやSLE重複症候群に高い陽性率を示す。抗RNP抗体が陽性で本抗体が陰性の場合は、混合性結合組織病(MCTD)やOverlap症候群、シェーグレン症候群の可能性が高く、両抗体陽性の場合はSLEであることが多い。また、活動期には高値を示し、寛解期には低下するといわれる。
【高値を示す疾患】
全身性エリテマトーデス
備考
- チャート参照:膠原病にみられる特徴的な検査所見
関連疾患
M32.9.3:全身性エリテマトーデス → M30-M36:全身性結合組織疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.