WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
26892 |
抗Mi-2抗体anti-Mi-2 antibody5G123-0000-023-023 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
EIA | 陰性(-) |
包括270 D014 37 免疫 |
2~5日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
26892 |
抗Mi-2抗体anti-Mi-2 antibody5G123-0000-023-023 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 |
冷蔵 |
EIA |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
陰性(-) |
包括270 D014 37 免疫 |
2~5日 |
診療報酬
- 保険名称:自己抗体検査/抗Mi-2抗体
- 実施料:包括270
- 診療報酬区分:D014 37
- 判断料区分:免疫学的検査
厚生労働省難治性疾患克服研究事業自己免疫疾患に関する調査研究班による「皮膚筋炎診断基準」を満たす患者において測定した場合に算定できます。
容器
容器番号01:汎用容器(分離剤入り)
- 容量: 6mL・8.5mL
- 添加剤: 凝固促進剤
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: -
参考文献
室 慶直: 医学のあゆみ 239, (1), 83, 2011.
佐藤慎二: リウマチ科 55, (2), 227, 2016.
検査項目解説
臨床的意義
DMの補助診断に用いられる検査である。本抗体陽性のDM患者は、ゴットロン徴候やヘリオトロープ疹などの典型的な皮膚症状が認められ、治療反応性はよい。
抗Mi-2抗体は、1976年にReichlinらによりDM患者の血中に認められた自己抗体で、名称は患者の頭文字に由来する。本抗体は、皮膚筋炎(dermatomyositis:DM)のおよそ5~33 %に認められるとされている。また、無筋症性皮膚筋炎(clinically amyopathic dermatomyositis:CADM)や他の自己免疫疾患で陽性になることはまれであり、DMに非常に特異性の高い自己抗体である。
本抗体陽性のDM患者は、ゴットロン徴候やヘリオトロープ疹などの典型的な皮膚症状が認められ、治療反応性がよく予後良好な症例が多いといわれている。
【陽性を示す疾患】
皮膚筋炎
【高値を示す疾患】
多発性筋炎
備考
- チャート参照:膠原病にみられる特徴的な検査所見
関連疾患
M33.9.1:皮膚筋炎 → M30-M36:全身性結合組織疾患
M33.2.1:多発性筋炎 → M30-M36:全身性結合組織疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.