WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 12 月 2 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00606

糖定量 [尿検査]glucose, quantitative [urine]

1A025-0000-004-272

1A025-0000-001-272

蓄尿
1

または

部分尿
1

25

 

25

冷蔵

 

冷蔵

グルコキナーゼ法

20 mg/dL 以下
(随時尿)
40~85 mg/day
(1日量)

9

D001 2

尿便

1~2日

項目
コード
検査項目

00606

糖定量 [尿検査]glucose, quantitative [urine]

1A025-0000-004-272

1A025-0000-001-272

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
蓄尿
1

または

部分尿
1

25

 

25

冷蔵

 

冷蔵

グルコキナーゼ法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

20 mg/dL 以下
(随時尿)
40~85 mg/day
(1日量)

9

D001 2

尿便

1~2日

備考

依頼

  • 蓄尿の場合は、依頼書に1日蓄尿量を必ず明記してください。

参考

  • 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

「尿検査」中分類共通の特記事項

  • [ご参考]「尿検体の採取方法」(チャート参照)を掲載しています。

診療報酬

  • 保険名称:尿中特殊物質定性定量検査/尿グルコース
  • 実施料:9
  • 診療報酬区分:D001 2
  • 判断料区分:尿・糞便等検査

容器

容器番号25:尿一般容器

  • 容量: 10mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 尿一般検査

参考文献

河合 忠, 他: 最新尿検査-その知識と病態の考え方, 第2版, メディカル・ジャーナル社, 東京, 2016.

検査項目解説

臨床的意義

糖尿病をはじめとする高血糖を起こす病態や、腎機能障害により尿中に増加するグルコースを測定する検査である。

 尿中に排出される糖の大部分はグルコースであり、まれにフルクトース、ガラクトース、ラクトース、ペントース、サッカロースなどがみられることもある。

 尿糖は糖質代謝異常によって血糖値が健常域を逸脱して上昇した場合(糖尿病など)、または血糖値の上昇がなくても腎臓の糖排出閾値が低下した場合(腎性糖尿)に起こり、原因によって区別される。

 健常者の尿糖排泄閾値は血糖値で160~180 mg/dL程度である。一般的には血糖値が最も低い早朝空腹時に採取した尿で糖が陽性ならば異常とし、逆に血糖値が最も高い食後2時間ごろの尿で陰性であれば正常と考えることができる。

 尿糖定性に用いられる酵素法は、アスコルビン酸(ビタミンC)やL-ドーパの投与により反応を抑制され偽陰性を呈することがあるので注意を要する。

【陽性を示す疾患】

糖尿病

関連疾患

E14.91:糖尿病 E10-E14:糖尿病
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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