WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 健常者参考値(単位) 実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

02502

インターロイキン-2
(IL-2)interleukin-2

5J070-0000-022-023

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

15.6 未満

項目
コード
検査項目

02502

インターロイキン-2
(IL-2)interleukin-2

5J070-0000-022-023

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

pg/mL

15.6 未満

備考

検体

  • 必ず血漿分離の上、ご提出ください。
  • 血清、細胞培養上清も検査可。

「研究検査」分野共通の特記事項

  • [ご注意]「研究検査」として掲げる各項目は研究用のため、定常的には検査を実施していません。詳細は、別冊の『研究検査ガイド』をご参照いただくか、または営業担当者にあらかじめお問い合わせください。

容器

容器番号14:内分泌学用容器

  • 採取量: 5.5mL
  • 添加剤: EDTA-2Na
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: レニン,
    サイクリックAMP,
    遺伝子検査

容器番号02:汎用容器

  • 容量: 4mL・10mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 血清,血漿提出用

検査項目解説

臨床的意義

抗原刺激によりT細胞から分泌されるサイトカインである。さまざまな自己免疫疾患や骨髄増殖性疾患で上昇する。血中濃度が高くなる病態は少ない。

 インターロイキン-2(IL-2)は、抗原刺激を受けたT細胞より分泌されるサイトカインで、IL-2産生細胞表面に発現した特異的レセプターを介して増殖を促す。

 IL-2およびそのレセプターは抗原刺激に伴って新たに誘導され、休止期のT細胞にはほとんど認められないという特徴を有している。また、IL-2は細胞障害性T細胞の分化誘導やNK細胞活性化、B細胞の抗体産生誘導にも重要な役割を果たし、免疫調節機構に広く関与していると考えられている。

 IL-2の産生異常は、各種免疫疾患や骨髄増殖性疾患において報告されており、その病態成立の機序を解明する上で有用な指標になると思われる。

【高値を示す疾患】

リンパ性白血病サルコイドーシス移植臓器および組織の不全および拒絶反応

関連疾患

C91:リンパ性白血病 C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
D86.9.1:サルコイドーシス D80-D89:免疫機構の疾患
T86:移植臓器および組織の不全および拒絶反応 T80-T88:移植関連の疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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