WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

増殖因子・サイトカイン

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 健常者参考値(単位) 実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

05448

血管内皮増殖因子
(VEGF)

4Z305

血管内皮細胞に特異的に作用して、増殖や新生にあずかり、がん細胞に血流を与える因子である。固形腫瘍患者で増加する。

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

EIA

pg/mL

38.3 以下

02216

インターフェロン-γ
(IFN-γ)

5J050

抗ウイルス活性を持つタンパク質である。炎症における生体反応の指標となる。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

20.6 以下

3~17日

27657

腫瘍壊死因子-α
(TNF-α)

5J011

腫瘍壊死作用を持つサイトカインである。炎症性疾患で高値となる。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

CLEIA

pg/mL

2.27~11.2

05252

インターロイキン-1β
(IL-1β)

5J062

主に単球・マクロファージ系の細胞から産生されるサイトカインである。多くの免疫担当細胞に多彩な生理活性を及ぼす。炎症性疾患で高値となる。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

0.928 以下

02502

インターロイキン-2
(IL-2)

5J070

抗原刺激によりT細胞から分泌されるサイトカインである。さまざまな自己免疫疾患や骨髄増殖性疾患で上昇する。血中濃度が高くなる病態は少ない。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

15.6 未満

05255

インターロイキン-6
(IL-6)

5J130

B細胞の分化誘導因子として発見された。さまざまな炎症性疾患や自己免疫疾患に関与しており高値となる。

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

CLEIA

pg/mL

2.41 以下

04165

インターロイキン-8
(IL-8)

5J140

炎症性サイトカインなどの刺激により産生される白血球遊走因子である。非感染性の炎症性疾患とも関連する。血中で高値となる病態は非常に少ない。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

8.0 未満

27109

インターロイキン-10
(IL-10)

5J150

Th2細胞で産生される抗炎症性のサイトカインである。Th1細胞のサイトカイン産生を抑制する働きを持つ。

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

EIA

pg/mL

2.03 以下

02751

インターロイキン-12
(IL-12)

5J160

マクロファージや多核白血球、樹状細胞などで産生され、NK細胞活性を増強させるサイトカインである。血中で高値となることはまれである。

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

EIA

pg/mL

3.15 以下

07422

顆粒球コロニー刺激因子
(G-CSF)

5J201

顆粒球産生促進作用があり、好中球機能を高める働きを持つ糖タンパクである。骨髄移植時の治療には薬剤として投与される。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

10.5~57.5

05449

MCP-1

5J230

単球の活性化因子として発見されたタンパク質である。単球以外へもさまざまな作用をもち、炎症の際、リンパ球の組織浸潤を促す。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

149 以下

「研究検査」分野共通の特記事項

  • [ご注意]「研究検査」として掲げる各項目は研究用のため、定常的には検査を実施していません。詳細は、別冊の『研究検査ガイド』をご参照いただくか、または営業担当者にあらかじめお問い合わせください。

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