WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 健常者参考値(単位) 実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

05449

MCP-1monocyte chemotactic protein-1

5J230-0000-022-023

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

149 以下

項目
コード
検査項目

05449

MCP-1monocyte chemotactic protein-1

5J230-0000-022-023

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

pg/mL

149 以下

備考

検体

  • 必ず血漿分離の上、ご提出ください。
  • 細胞培養上清も検査可(提出量は0.5mL)。
  • 血清は検査不可。

「研究検査」分野共通の特記事項

  • [ご注意]「研究検査」として掲げる各項目は研究用のため、定常的には検査を実施していません。詳細は、別冊の『研究検査ガイド』をご参照いただくか、または営業担当者にあらかじめお問い合わせください。

容器

容器番号14:内分泌学用容器

  • 採取量: 5.5mL
  • 添加剤: EDTA-2Na
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: レニン,
    サイクリックAMP,
    遺伝子検査

容器番号02:汎用容器

  • 容量: 4mL・10mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 血清,血漿提出用

検査項目解説

臨床的意義

単球の活性化因子として発見されたタンパク質である。単球以外へもさまざまな作用をもち、炎症の際、リンパ球の組織浸潤を促す。

 MCP-1は単球の走化性因子として見出されたタンパク質である。単球に対する作用は走化性の亢進の他に、ライソゾーム酵素や活性酸素の放出亢進、抗腫瘍活性の増強、IL-1およびIL-6の産生誘導などがあり、単球活性化因子としての役割が明らかとなっている。単球以外への作用としては、好塩基球の化学伝達物質遊離促進作用、Tリンパ球走化性亢進作用が挙げられる。

 MCP-1の産生・分泌は、LPS(リポ多糖体)や炎症性サイトカインの刺激により、さまざまな細胞に認められるが、単球/マクロファージ、線維芽細胞、血管内皮細胞によるものが代表的である。また、ある種の腫瘍細胞ではMCP-1の自律的、恒常的産生が観察されている。MCP-1は各種の炎症病変において単球およびT細胞の組織浸潤を促進すると考えられる。

【高値を示す疾患】

悪性腫瘍炎症性多発性関節疾患

関連疾患

C80.9.7:悪性腫瘍 C76-C80:その他の部位不明腫瘍
M05-M14:炎症性多発性関節疾患 M05-M14:炎症性多発性関節疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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