研究検査 掲載内容は、2026 年 2 月 2 日時点の情報です。
| 項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 健常者参考値 (単位) |
所要日数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
00008 |
HCVサブタイプ系統解析hepatitis C virus, phylogenetic analysis5F360-1450-023-848 |
単独検体開栓厳禁
遠心
|
指定容器
97 |
凍-20℃以下 |
RT-PCR法/ダイレクトシークエンス法 | 型別判定 |
5~10日 |
| 項目 コード |
検査項目 |
|---|---|
00008 |
HCVサブタイプ系統解析hepatitis C virus, phylogenetic analysis5F360-1450-023-848 |
| 採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
|---|---|---|---|
単独検体開栓厳禁
遠心
|
指定容器
97 |
凍-20℃以下 |
RT-PCR法/ダイレクトシークエンス法 |
| 健常者参考値(単位) | 所要 日数 |
|---|---|
型別判定 |
5~10日 |
備考
項目
- Simmondsらの分類に基づく型別判定を実施します。報告書上のアルファベットは、大文字で表記されます。
検体
- 必ず遺伝子検査の専用検体としてご提出ください(同一検体で病原体核酸検査以外の項目との重複依頼は避けてください)。
- 「HCV-RNA関連検査」のご依頼の際は、他項目とは別に(RNA検査用の)専用検体としてご提出ください。
- コンタミネーション防止などのため、検体採取後は容器を開栓しないでください。
- チャート参照:血清を用いた遺伝子増幅検査の留意点
報告
- ウイルスRNAが微量(検出限界未満)の場合は、「検出せず」としてご報告することがあります。また、まれにウイルスの変異あるいは検出可能な12の型以外のためにより「検出せず」とご報告する場合があります。
チャート

参考文献
Simmonds, P. et al.: J. Gen. Virol. 77, 3013, 1996.
検査項目解説
測定意義
塩基配列の相同性にもとづく分子系統解析によってHCVのサブタイプまで分類する方法である。
C型肝炎ウイルス(HCV)は、ヒトに慢性肝障害を引き起こしうるフラビウイルス科のRNAウイルスである。主な感染経路は輸血をはじめとする血液であるが、明らかな感染契機が不明の症例も多い。HCVは急性肝炎を起こしうるほか、ウイルスが排除されない場合は慢性化し、長期の経過で肝硬変から肝細胞がんへ進行することがある。
HCVは複製時の修復機能に乏しく、遺伝子変異が高頻度に生じる。遺伝子型(ジェノタイプ)の分類は複数案が提唱されてきたが、2005年にSimmondsらが提唱した遺伝子型とサブタイプの組合せで広く用語が統一されている。
本検査は、分子系統解析によりHCVの遺伝子型・サブタイプの判別を可能とする。サブタイプの分布には地域差があり、1aは北アメリカやヨーロッパに多く、1bはアジアに多いと報告されている。実際、本邦でも偏りはあるが、全体として1bが最も多く、次いで2aが多いとされている。
遺伝子型により肝炎の病態や治療反応性が異なり、インターフェロン治療に対する抵抗性の差に加え、インターフェロンフリー直接作用型抗ウイルス薬(DAA)でも遺伝子型により適応が異なる。一般には群別検査が用いられるが、型判別不能例もあり、本検査による系統解析が有用となる場合がある。さらに、詳細な解析は感染源や感染ルートなどの疫学的背景の推定に用いることが可能である。
掲載論文
- Prevalence of HCV genotypes and subtypes in Southeast Asia: A systematic review and meta-analysis
Ahmad Adebayo Irekeola, et al.: Meta-Analysis, 16(5), e0251673, 2021.[link]
INFORMATION
※ 3年分のINFORMATION へのLinkを掲載しています.


