研究検査 掲載内容は、2024 年 7 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 健常者参考値(単位) | 所要日数 |
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27587 |
レプチンleptin4Z400-0000-022-001 |
遠心
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14 ↓ 02 |
凍 |
RIA(二抗体法) | ng/mL M 0.9~13.0 |
4~10日 |
項目 コード |
検査項目 |
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27587 |
レプチンleptin4Z400-0000-022-001 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
RIA(二抗体法) |
基準値 (単位) |
所要 日数 |
---|---|
ng/mL M 0.9~13.0 |
4~10日 |
備考
検体
- 必ず血漿分離の上、ご提出ください。
- 血清も検査可。
算定
- 実施料適用外です。
「研究検査」分野共通の特記事項
- [ご注意]「研究検査」として掲げる各項目は研究用のため、定常的には検査を実施していません。詳細は、別冊の『研究検査ガイド』をご参照いただくか、または営業担当者にあらかじめお問い合わせください。
容器
容器番号14:内分泌学用容器
- 採取量: 5.5mL
- 添加剤: EDTA-2Na
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: 尿毒症物質3分画,
レプチン
容器番号02:汎用容器
- 容量: 4mL・10mL
- 添加剤: -
- 保管方法:常温
- 主な検査項目: 血清,血漿提出用
参考文献
Ma, Z. et al.: Clin. Chem. 42, 942, 1996.
検査項目解説
測定意義
脂肪組織から分泌され、摂食抑制やエネルギー消費を促進するホルモンである。体脂肪量と相関し、肥満者で高値傾向を示す。
脂肪組織は従来、単なるエネルギー貯蔵組織として認識されていたが、多彩な生理活性物質を分泌することが明らかにされ、1つの内分泌組織としてその機能を研究されるまでに至っている。
その中でも1994年Friedmanらにより遺伝性肥満マウス(ob/obマウス)の病因遺伝子産物として同定されたレプチンは、代表的な脂肪組織由来ホルモンである。
ob/obマウスはレプチン単独の欠損により高度の肥満を生じることがはじめて明らかにされた。脂肪組織において産生された野生型のレプチンは、その末梢血中濃度が体脂肪量と正の相関を有する。
レプチンは末梢血中から中枢神経に移行し、中枢神経を介して摂食抑制やエネルギー消費の促進効果を発揮すると考えられている。このような脂肪組織由来ホルモンの動態と、肥満を共通の基盤とする生活習慣病に関連した研究に適している。