研究検査 掲載内容は、2026 年 2 月 2 日時点の情報です。
| 項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 健常者参考値(単位) | 所要日数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
01575 |
ヒスタミンhistamine4Z265-0000-022-023 |
冷遠
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | ng/mL 0.15~1.23 |
14~21日 |
| 項目 コード |
検査項目 |
|---|---|
01575 |
ヒスタミンhistamine4Z265-0000-022-023 |
| 採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
|---|---|---|---|
冷遠
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA |
| 健常者参考値(単位) | 所要 日数 |
|---|---|
ng/mL 0.15~1.23 |
14~21日 |
備考
検体
- 必ず血漿分離の上、ご提出ください。
- 血清は検査不可。
- 採血後20分以内に4~10℃、900×gで10分間遠心分離してください。血漿の上部を所定量ご提出ください。
容器
検査項目解説
測定意義
生物活性アミンで即時型アレルギーの原因となる化学伝達物質である。肥満細胞や好塩基球内に存在しアレルゲンと特異IgE、IgE受容体の架橋形成により細胞外に放出される。
ヒスタミンはヒスチジン脱炭酸酵素によりヒスチジンから合成される分子量111の生理活性アミンの一つである。1920年代に発見され、気管支や回腸の平滑筋の収縮、血管系の収縮・弛緩、粘液分泌亢進などの生理活性を持ち、即時型アレルギーの原因となる化学伝達物質として知られている。ヒスタミンは生体内のほぼ全ての組織に微量に含まれるが、その多くは好塩基球や肥満細胞に存在し、免疫学的および物理的刺激により遊離され、アレルギー反応や炎症の発現に介在する。血中に放出されたヒスタミンの半減期は1~2分と非常に短く、また血液中のヒスタミンは、その大部分が好塩基球に存在しているため、全血中と血漿中の濃度比は大きく乖離する。したがって、全血中ヒスタミン濃度は末梢血中の好塩基球数と相関するとされ、血球分離までの放置時間が長い血清検体は測定に適さない。
マグロ、カツオなどの赤身魚やチーズ、ワインに含まれるヒスチジンがヒスタミン産生菌により分解されて生成されたヒスタミンによって起こる食中毒(ヒスタミン中毒)の報告がある。
掲載論文
- 薬理作用から見た理想的な抗ヒスタミン薬治療
谷内一彦: 日耳鼻, 123, 196-204, 2020.[link] - Serum inhibitors for human mast cell growth: possible role of retinol
S.Ishida et al: Allergy, 58(10), 1044-52, 2003.[link] - Involvement of vascular endothelial growth factor in nasal obstruction in patients with nasal allergy
T.Yamashita et al.: Allergology International, 49(3), 183-188, 2000. [link] - Response to cyclosporin and low-dose methylprednisolone in aggressive systemic mastocytosis
M.Kurosawa et al.: J Allergy Clin Immunol, 103(5),412-420, 1999.[link]



