研究検査 掲載内容は、2025 年 10 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 健常者参考値(単位) | 所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
13496 |
ウロモジュリンuromodulin |
遠心
|
01 ↓
02 |
4カ月 凍 |
EIA | ng/mL |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
13496 |
ウロモジュリンuromodulin |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 ↓
02 |
4カ月 凍 |
EIA |
基準値 (単位) |
所要 日数 |
---|---|
ng/mL |
備考
項目
- 検査をご検討の際は、あらかじめ営業担当者にお問い合わせください。
日数
- 測定は月2回(不定期)です。
容器
検査項目解説
測定意義
血清ウロモジュリン濃度は腎機能の予備能をCKD発症前よりモニタリングすることに適していると考えられている。
ウロモジュリンは尿中に最も多く含まれるタンパク質であり、主に腎臓・尿路系の保護、恒常性維持に寄与している。ウロモジュリンは腎臓の中でも尿細管のみで産生される臓器特異性の高いタンパク質である。尿中のウロモジュリンは多量体を形成するのに対し、血液中では微量ながら単体で存在することから定量測定に適している。その濃度は慢性腎臓病(CKD)患者においては推算糸球体濾過量(eGFR)と正の相関を示すことが報告されている。
ウロモジュリンの産生量は、正常に機能しているネフロンの量を反映していると考えられている。腎機能が良好に保たれている個体であっても、血中ウロモジュリン濃度の低下はネフロン量の減少を示唆する。ゆえに血清ウロモジュリン濃度は腎機能の予備能をCKD発症前よりモニタリングすることに適していると考えられている。