研究検査 掲載内容は、2025 年 10 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 健常者参考値(単位) | 所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
26758 |
トリメチルアミンNオキシド |
遠心
または
遠心
|
13 ↓
02
01 ↓
02 |
6カ月 凍-70℃以下
6カ月 凍-70℃以下 |
LC-MS/MS | μg/mL |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
26758 |
トリメチルアミンNオキシド |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
または
遠心
|
13 ↓
02
01 ↓
02 |
6カ月 凍-70℃以下
6カ月 凍-70℃以下 |
LC-MS/MS |
基準値 (単位) |
所要 日数 |
---|---|
μg/mL |
備考
検体1
- 血漿はEDTA-2Na容器(容器番号14)でも採取可能です。
日数
- 測定は月4回(不定期)です。
容器
参考文献
W.H.Wilson Tang, et al.: N. Engl. J. Med. 368, 1575, 2013.
検査項目解説
測定意義
TMAOの濃度上昇が、脳梗塞および心疾患リスクを増加させることが報告されており、リスクを把握するうえで有用と考えられている。
食品から摂取されたカルニチンやコリンは、腸内の細菌叢によりコリンに代謝され、さらにトリメチルアミン(TMA)に代謝される。TMAは腸管から吸収されたのち、肝臓で酸化を受けてトリメチルアミン-N-オキシド(TMAO)となる。
TMAOの濃度上昇が、脳梗塞および心疾患リスクを増加させることが報告されている。その高い濃度は、ただちに疾患の存在を示すものではないが、リスクを把握するうえで有用である。