WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

04005

赤血球プロトポルフィリン

3J055-0000-019-204

 

ヘパリン加血液
0.5

 

64
遮光

3週

冷蔵

HPLC

μg/dL 全血

272

D007 56

生Ⅰ

4~10日

項目
コード
検査項目

04005

赤血球プロトポルフィリン

3J055-0000-019-204

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

 

ヘパリン加血液
0.5

 

64
遮光

3週

冷蔵

HPLC
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

μg/dL 全血

272

D007 56

生Ⅰ

4~10日

備考

基準

  • 産業衛生関連検査としてご依頼の場合の基準値は、チャート参照:産業衛生関連検査一覧

診療報酬

  • 保険名称:血液化学検査/赤血球プロトポルフィリン
  • 実施料:272
  • 診療報酬区分:D007 56
  • 判断料区分:生化学的検査(Ⅰ)

チャート

産業衛生関連検査一覧

容器

容器番号64:遮光容器(血液)

  • 採取量: 5mL
  • 添加剤: ヘパリンNa
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: コプロポルフィリン,
    赤血球プロトポルフィリン

参考文献

労働省労働基準局労働衛生課(監修): 鉛健康診断のすすめ方, 81, (社)全国労働衛生団体連合会事務局, 東京, 1990.

検査項目解説

臨床的意義

骨髄や肝臓に存在するポルフィリン体の一種であり、ポルフィリン症の鑑別、鉛中毒のスクリーニングに用いられる検査である。

 プロトポルフィリンは、骨髄および肝臓に存在するヘム合成系の中間代謝物であるポルフィリン体の一種である。

 プロトポルフィリンはグリシンおよびスクシニル-CoAからデルタアミノレブリン酸合成酵素の作用で合成されるδ-アミノレブリン酸(δ-ALA)に由来する。δ-ALAは、ALA脱水酵素によってポルフォビリノーゲンとなり、さらにウロポルフィリン→コプロポルフィリン→プロトポルフィリンを経てヘムの合成材料となる。

 したがって、他のポルフィリン関連検査とともに赤血球プロトポルフィリンの測定は、ヘム合成過程に異常を示すポルフィリン症の鑑別診断、および尿中排泄増加のみられる鉛中毒のスクリーニング検査に有用である。

【高値を示す疾患】

先天性ポルフィリン症鉛中毒

備考

  • チャート参照:ヘムの生合成とポルフィリン症
    チャート参照:ポルフィリン症の病型と鑑別診断

関連疾患

E80.2.8:先天性ポルフィリン症 E70-E90:代謝疾患
T56.0.1:鉛中毒 T51-T65:薬用を主としない物質の毒作用
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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