検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2018年4月2日時点の情報です。
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入力コード 04005  統一コード 3J055 
項目名 赤血球プロトポルフィリン
protoporphyrin, RBC
実施料
272
判断料区分 生Ⅰ 
健康保険名称  赤血球プロトポルフィリン 
検査方法
HPLC
検査材料
ヘパリン加血液
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 ヘパリン加血液 0.5
64
冷蔵 +遮
報告所要日数
4~10日
基準値  
μg/dL 全血

※産業衛生関連検査としてご依頼の場合の基準値は、【「特殊健診項目」名称および分布区分】を参照して下さい。

臨床的
意義 
骨髄や肝臓に存在するポルフィリン体の一種。ポルフィリン症の鑑別、鉛中毒のスクリーニングに用いられる検査。
   プロトポルフィリンは、骨髄および肝臓に存在するヘム合成系の中間代謝物であるポルフィリン体の一つである。

 グリシンおよびスクシニル-CoAからデルタアミノレブリン酸合成酵素の作用で合成されるデルタアミノレブリン酸(δ-ALA)にプロトポルフィリンは由来する(チャート欄参照)。δ-ALAは、ALA脱水酵素によってポルフォビリノーゲンとなり、さらにウロポルフィリン→コプロポルフィリン→プロトポルフィリンを経てヘムの合成材料となる。

 したがって、他のポルフィリン関連検査とともに赤血球プロトポルフィリンの測定は、ヘム合成過程に異常を示すポルフィリン症の鑑別診断、および尿中排泄増加の見られる鉛中毒のスクリーニング検査に有用である。
高値を示す病態 
鉛中毒、erythropoietic protoporphyria、先天性ポルフィリン症、鉄欠乏性貧血
低値を示す病態
低値側の臨床的意義は少ない
関連項目 鉛(Pb), δ-アミノレブリン酸(δ-ALA), ポルフォビリノーゲン, ウロポルフィリン, コプロポルフィリン定性, コプロポルフィリン定量 〈血液〉, コプロポルフィリン定量 〈尿〉,
チャート 

「特殊健診項目」名称および分布区分

ヘム生合成の経路とポルフィリン代謝

ポルフィリン症の病型と鑑別診断

容  器 
提出容器

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