検査項目解説検査項目解説

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入力コード 01006  統一コード 3B325 
項目名 アンジオテンシンI転換酵素(ACE)
angiotensin I converting enzime
実施料
148
判断料区分 生Ⅰ 
健康保険名称  アンギオテンシンI転換酵素(ACE) 
検査方法
笠原法
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.5
01
冷蔵
報告所要日数
1~2日
基準値  
IU/L

7.7~29.4

臨床的
意義 
アンジオテンシンⅠをⅡに変換する酵素。サルコイドーシスで高値になる。
   アンジオテンシンⅠ転換酵素(ACE)は生体内に広く分布し、特に肺をはじめとする血管内皮細胞に多く存在する酵素である。レニン-アンジオテンシン系においてアンジオテンシンⅠのC末端からヒスチジン-ロイシンを切断してアンジオテンシンⅡを生成する働きをもつ。

 ACEはサルコイドーシスの類上皮細胞肉芽腫に多量に存在していることからサルコイドーシスの補助診断や病態把握、経過観察に用いられ、活動性サルコイドーシス患者の80%以上に著明な高値を示すといわれる。

 ステロイド治療中のサルコイドーシス症例においてACEは比較的速やかに低下することがあるので投与開始前に測定することが必要である。また降圧剤としてよく用いられるACE阻害薬投与でも低下する。

 アンジオテンシンⅠからⅡの変換は主に血管内皮細胞中のACEにより血液の肺循環中に行われるので、本酵素の上昇により高血圧をきたすことはない。

 ACE遺伝子検査はACEの多型性を解析するために有用な検査である。
高値を示す病態 
サルコイドーシス、肝硬変、腎不全、Gaucher病、糖尿病、慢性ベリリウム症、甲状腺機能亢進症
低値を示す病態 
Crohn病、多発性骨髄腫、慢性白血病、肺癌、甲状腺機能低下症
関連項目 血漿レニン活性(PRA), レニン濃度(PRC), アンジオテンシンII,
備  考

EDTA血漿は検査不可。

容  器 
提出容器

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