WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 5 月 1 日時点の情報です。

『敗血症』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

06523

アルベカシン

3M613

メチシリン・セフェム耐性の黄色ブドウ球菌に有効なアミノグルコシド系抗生物質である。腎機能低下者での副作用に注意が必要である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

μg/mL

ピーク 15~20
トラフ 1~2 未満

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

08007

プロカルシトニン
(PCT)

5C215

細菌性敗血症で上昇するポリペプチドを測定する検査である。ウイルスや真菌感染、膠原病、腫瘍熱などとの鑑別や重症度判定に有用である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

13カ月

ECLIA

ng/mL

0.05 以下

284

D007 58

生Ⅰ

2~3日

27103

プレセプシン

5C216

主に単球やマクロファージの膜上に存在するCD14分子の断片で、敗血症のマーカーである。

単独検体

血液
2

冷遠

 

ヘパリン血漿
0.4

 

10

 

02

 

 

 

12週

CLEIA

pg/mL

500
(敗血症(細菌性)診断の
カットオフ値)

301

D007 59

生Ⅰ

2~3日

00501

FAX

白血球数
(WBC)

2A010

白血病などの血液疾患や炎症性疾患の診断・経過観察に用いられるスクリーニング検査である。

EDTA加血液
2

13

冷蔵凍結不可

フローサイトメトリー法

/μL

3,300~9,000

21

D005 5

血液

1~2日

00573

プラスミノーゲン活性
(PLG)

2B260

線維素を溶解するプラスミンの前駆物質である。肝臓で合成され、重症の肝疾患、DICなどで低値を示す。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

合成基質法

%

71~128

100

D006 13

血液

2~3日

06857

トータルPAI-1
(t-PAI-1)

2B310

プラスミノーゲンアクチベーターと結合して線溶系を抑制する糖タンパクである。血栓症、DICで高値となる。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.3

15

 

02

 

 

2週

ラテックス凝集法

ng/mL

50 以下

包括240

D006 33

血液

2~5日

00572

アンチトロンビン活性
(AT)

2B200

主に肝臓で産生される糖タンパクで凝固亢進状態を把握する有用な検査である。DICで著しく減少する。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

合成基質法

%

81~123

70

D006 10

血液

2~3日

05255

インターロイキン-6
(IL-6)

5J130

B細胞の分化誘導因子として発見された。さまざまな炎症性疾患や自己免疫疾患に関与しており高値となる。

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

CLEIA

pg/mL

2.41 以下

04165

インターロイキン-8
(IL-8)

5J140

炎症性サイトカインなどの刺激により産生される白血球遊走因子である。非感染性の炎症性疾患とも関連する。血中で高値となる病態は非常に少ない。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

8.0 未満

27109

インターロイキン-10
(IL-10)

5J150

Th2細胞で産生される抗炎症性のサイトカインである。Th1細胞のサイトカイン産生を抑制する働きを持つ。

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

EIA

pg/mL

2.03 以下

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