WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 5 月 1 日時点の情報です。

五十音順 > し

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

03816

ジアゼパム

3L130

代表的なマイナートランキライザーである。中毒の予防とともに服薬コンプライアンスの把握のために血中濃度測定が行われる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

ng/mL

有効治療濃度 200~500
中毒域 1,000 以上
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

3~5日

01565

シアノコバラミン(ビタミンB12)

3G040

欠乏により巨赤芽球性貧血をもたらす水溶性の造血ビタミンである。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

01

 

02

 

 

12週

CLIA

pg/mL

233~914

140

D007 38

生Ⅰ

2~3日

01500

シアリルLeX-i抗原(SLX)

5D175

肺腺癌をはじめとする腺癌で高値を示す腫瘍マーカーであるが、胆のう癌や膵癌、卵巣癌に有用である。膵癌の鑑別においてはLewis血液型の影響を受けないとされる。

溶血不可

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

01

 

02

 

 

 

12週

IRMA(ビーズ固相法)

U/mL

38.0 以下

包括144

D009 14

生Ⅱ

2~4日

03611

シアリルTn抗原(STN)

5D153

特に卵巣癌と再発性胃癌に有用な腫瘍マーカーである。卵巣癌全体では陽性率が低いものの、粘液性嚢胞腺癌では高値を示す。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

12週

RIA(ビーズ固相法)

U/mL

45.0 以下

包括146

D009 15

生Ⅱ

3~8日

05609

子宮頸管粘液中顆粒球エラスターゼ

3B200

切迫流産や前期破水の早期診断マーカーである。子宮頚管炎や腟炎でも上昇する。

 

 

子宮頸管粘液

指定容器 

 

71

 

12週

LA(ラテックス凝集比濁法)

μg/mL

1.60 以下

119

D004 8

尿便

2~3日

26914

(抗)糸球体基底膜抗体(抗GBM抗体)

5G420

急速進行性腎炎やGoodpasture症候群の患者血清から検出される自己抗体である。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

FEIA

U/mL

陰性(-)
7.0 未満

262

D014 32

免疫

2~3日

04479

シクロスポリン

3M805

代表的な免疫抑制剤であり、臓器移植や自己免疫疾患に用いられる。経口投与時の血中濃度には個人差が大きいため、濃度測定が行なわれる。

 

 

EDTA加血液
1

指定容器 

 

07

 

7日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

経口 投与直前(トラフ)
静注 投与直前(トラフ)
必要に応じて投与直後(ピーク)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

01600

FAX

ジゴキシン

3L765

代表的なジギタリス性強心配糖体である。特に腎機能が低下した患者で至適投与量を知るために血中濃度を測定する。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA

ng/mL

0.5~1.5
経口 投与直前(トラフ)または
投与後6時間以降
注射剤 投与直前(トラフ)または
静注後3時間以降

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

09936

シスタチンC

3C016

腎糸球体濾過量(GFR)を反映する検査である。筋肉量の影響を受けないため性差が小さい。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/L

M 0.61~1.00
F 0.51~0.82

115

D007 30

生Ⅰ

1~2日

04480

曜日指定倫理対象先天依頼書

ジストロフィン遺伝子解析《MLPA法》

8C831

DMDおよびBMDの病因であるジストロフィン遺伝子の欠失や重複を調べる検査である。

開栓厳禁

EDTA加血液
3

 

13

 

冷蔵

MLPA法

3880

D006-4 1

遺染

8~21日

04480

曜日指定倫理対象先天依頼書

ジストロフィン遺伝子解析《MLPA法》

8C831

DMDおよびBMDの病因であるジストロフィン遺伝子の欠失や重複を調べる検査である。

開栓厳禁

EDTA加血液
3

 

13

 

冷蔵

MLPA法

3880

D006-4 1

遺染

8~21日

01167

ジソピラミド

3L865

心筋に直接作用する抗不整脈剤である。特に腎機能障害患者での中毒予防に血中濃度を測定する。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA

μg/mL

2~5

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

05120

シフラ(サイトケラチン19フラグメント)

5D325

肺の扁平上皮癌および腺癌の診断、経過観察に有用な血中腫瘍マーカーである。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

CLIA

ng/mL

3.5 以下

包括158

D009 17

生Ⅱ

2~3日

05717

シベノール→シベンゾリン

3L898

抗不整脈剤の一種である。頻脈性不整脈患者で他の抗不整脈剤が使用できない場合か無効の場合に使用される。

血液
2

遠心

 

ヘパリン血漿
0.5

10

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

ng/mL

70~250
朝投与前(トラフ濃度)

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

27200

脂肪酸4分画

3F040

EPAやDHAなど不飽和脂肪酸も含めた脂肪酸を、分画定量する検査である。動脈硬化性疾患の背景の探索に有用である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

01

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

μg/mL

405

D010 7

生Ⅱ

4~5日

26240

(全脂質)脂肪酸分画

3F095

EPAやDHAなど不飽和脂肪酸も含めた脂肪酸を、分画定量する検査である。動脈硬化性疾患の背景の探索に有用である。

血液
3

遠心

 

血清
0.8

01

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

μg/mL, weight %

405

D010 7

生Ⅱ

14~21日

01066

(ヒト)絨毛性ゴナドトロピン(HCG)

4F080

胎盤絨毛細胞から分泌される性腺刺激ホルモンである。妊娠の診断や絨毛性疾患の管理などに用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

FEIA

mIU/mL

包括134

D008 21

生Ⅱ

2~3日

13181

(ヒト)絨毛性ゴナドトロピン-βサブユニット(遊離HCG-β)

4F090

ヒト絨毛性ゴナドトロピンに特異的な構造部分を測定する検査である。胞状奇胎や絨毛癌、睾丸腫瘍で高値になる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

14日

冷蔵

CLIA

ng/mL

1.00 未満

包括132

D008 19

生Ⅱ

2~3日

27657

腫瘍壊死因子-α(TNF-α)

5J011

腫瘍壊死作用を持つサイトカインである。炎症性疾患で高値となる。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

CLEIA

pg/mL

2.27~11.2

45416

曜日指定

消化管間葉系腫瘍(GIST) KIT変異解析

8C059

GISTの原因となる遺伝子変異を調べる検査である。治療抵抗性の遺伝子変異や治療後の2次耐性変異などが存在することから、投薬治療前にこれら遺伝子変異の確認が重要となる。

未染スライド
5枚(5μm厚)

または

組織
30mg(3mm角)

30

 

27

常温

 

-70℃以下

ダイレクトシークエンス法

検出せず

包括2100

D004-2 1

遺染

11~17日

45419

曜日指定

消化管間葉系腫瘍(GIST) PDGFRA変異解析

8C041

GISTの原因となる遺伝子変異を調べる検査である。治療抵抗性の遺伝子変異や治療後の2次耐性変異などが存在することから、投薬治療前にこれら遺伝子変異の確認が重要となる。

未染スライド
5枚(5μm厚)

または

組織
30mg(3mm角)

30

 

27

常温

 

-70℃以下

ダイレクトシークエンス法

検出せず

11~17日

12589

消化管マルチスクリーニング

6B649

消化管感染症において起因となる複数種の細菌、寄生虫、ウイルス核酸を迅速かつ一度に検出する検査である。

単独検体開栓厳禁

 

糞便
1g

 

 

38

 

4日

冷蔵凍結不可

マイクロアレイ法

検出せず

2~3日

00710

消化状態

1B060

糞便の染色などを行って肉眼的に観察し、消化器系機能や疾患を調べる検査である。

糞便
親指頭大

29

冷蔵

ズダンⅢ染色法ヨード染色法

20

D003 2

尿便

2~3日

26229

シロリムス

3M814

肺リンパ脈管筋腫症(LAM)の治療薬である。CYP3A4を介して代謝されるため併用薬を留意の上、血中濃度測定が推奨される。

 

 

EDTA加血液
1

指定容器 

 

07

 

7日

冷蔵

LC-MS/MS

ng/mL

投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

4~10日

04955

真菌塗抹

6A105

爪・皮膚・毛髪

常温

KOH法

64

D017 3

微生

2~3日

30323

心筋トロポニンI

5C094

トロポニンIは、筋収縮を調節するタンパク質複合体である。高い心筋特異性を持つため急性心筋梗塞の診断に有用である。

血液
2

遠心

血清
0.5

01

02

 

 

CLIA

pg/mL

26.2 以下

(急性心筋梗塞のカットオフ値
:26.2)

112

D007 29

生Ⅰ

2~3日

01181

神経特異エノラーゼ(NSE)

5D410

小細胞肺癌、神経芽細胞腫、神経内分泌系腫瘍の診断と経過観察に有用な血中腫瘍マーカーである。

溶血不可

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

 

01

 

 

 

5日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

16.3 以下

包括142

D009 12

生Ⅱ

2~3日

03855

心室筋ミオシン軽鎖Ⅰ

5C092

心筋の収縮に働く心筋細胞の構造タンパク質である。心筋梗塞の病態把握に有用である。発症後3時間から1週間程度高値を示す。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

01

 

02

 

 

12週

EIA

ng/mL

2.5 以下

184

D007 45

生Ⅰ

2~5日

08049

(ヒト)心臓由来脂肪酸結合蛋白(H-FABP)

5C091

遊離脂肪酸の細胞内輸送に関与する低分子タンパク質である。心筋に特異的で、早期における急性心筋梗塞の診断指標となる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

1カ月

LA(ラテックス凝集比濁法)

ng/mL

5.0 以下

135

D007 36

生Ⅰ

2~8日

12289

迅速発育抗酸菌薬剤感受性検査(RGM)

6C105

多剤併用化学療法による長期間の治療を必要とする非結核性抗酸菌症の薬剤感受性を検出する検査である。

呼吸器系材料/その他

または

菌株

 

 

冷蔵凍結不可

 

常温

液体培地希釈法

400

D022

微生

15~18日

00521

FAX

浸透圧

3H045

脱水や昏睡状態時に必須の体液恒常性の指標であり、水分摂取や尿濃縮能を反映する。尿量、発汗量により調節される。

血液
3

遠心

 

血清
1

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

氷点降下法

mOsm/kg・H2O

275~290

15

D005 3

血液

2~3日

03922

(ヒト)心房性Na利尿ペプチド(hANP) 

4Z270

主に心房で合成、貯蔵され血中に分泌されるホルモンである。各種心疾患および腎疾患で重症度に平行して高値となる。

血液
2

冷遠

 

血漿
0.3

08

 

02

 

 

12週

FEIA

pg/mL

43.0 以下

包括221

D008 46

生Ⅱ

2~3日

フリーワード検索

複数ワードはスペース区切り:
ページトップへ

記載内容について