WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

04463

IgG型リウマチ因子

5G161-0000-023-023

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

EIA

2.0 未満
(IgG-RF index)

198

D014 24

免疫

3~5日

項目
コード
検査項目

04463

IgG型リウマチ因子

5G161-0000-023-023

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

EIA
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

2.0 未満
(IgG-RF index)

198

D014 24

免疫

3~5日

備考

  • 本検査は「*21」へ再委託をいたします.

診療報酬

  • 保険名称:自己抗体検査/IgG型リウマトイド因子
  • 実施料:198
  • 診療報酬区分:D014 24
  • 判断料区分:免疫学的検査

「リウマトイド因子定量」、「IgG型リウマチ因子」、「免疫複合体」、「CA・RF」および「MMP-3」のうち3項目以上を併せて実施した場合には、主たる2項目のみ算定ができます。

「抗CCP抗体」と「IgG型リウマチ因子」、「免疫複合体」、「CA・RF」および「MMP-3」のうち2項目以上を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定ができます。

容器

容器番号01:汎用容器(分離剤入り)

  • 容量: 6mL・8.5mL
  • 添加剤: 凝固促進剤
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: -

検査項目解説

臨床的意義

IgGクラスのRFを検出する検査である。関節リウマチで病態の把握や治療効果の判定に有用である。

 リウマチ因子(RF)は、ヒト変性IgGのFc部分に対する抗体で、1940年にWaalerとRoseにより発見された。RFは関節リウマチ患者の70~90 %にみられ、統計にもよるがRF陽性者の40 %程度が関節リウマチであるといわれる。

 関節炎の中には関節リウマチの他に多くの疾患が存在するが、それらはRFが陽性であるか陰性であるかが有用な指標となる。RFが陰性の関節炎には変型性関節症や痛風、ライター症候群などがある。

 日常臨床検査で検出されるRFはIgMクラスであるのに対し、本検査は、IgGクラスのRFを検出する。

 IgGクラスリウマチ因子(IgG-RF)が関節リウマチの診断のみの目的で測定されることは少なく、疾患活動性の有無や重症度の判定、治療効果のモニタリングに用いられる。また、破壊性関節炎や血管炎とも強い相関を持つといわれる。

【高値を示す疾患】

関節リウマチ肝硬変症膠原病

関連疾患

M06.9.2:関節リウマチ M05-M14:炎症性多発性関節疾患
K74.6.13:肝硬変症 K70-K77:肝疾患
M35.9.3:膠原病 M30-M36:全身性結合組織疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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