WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
00639 |
比重 [尿検査]specific gravity [urine]1A030-0000-001-903 1A030-0000-001-903 |
|
25 66 |
冷蔵 冷蔵 |
屈折計法 | 1.006~1.030 |
1~2日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
00639 |
比重 [尿検査]specific gravity [urine]1A030-0000-001-903 1A030-0000-001-903 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
|
25 66 |
冷蔵 冷蔵 |
屈折計法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
1.006~1.030 |
1~2日 |
備考
容器
容器番号25:尿一般容器
- 容量: 10mL
- 添加剤: -
- 保管方法:常温
- 主な検査項目: 尿一般検査
容器番号66:遮光容器(尿)
- 容量: 10mL
- 添加剤: -
- 保管方法:常温
- 主な検査項目: ポルフィリン関連,
ビリルビン定性,
ウロビリノーゲン定性
参考文献
日本臨床病理学会尿比重検討小委員会: 臨床病理 27, 1026, 1979.
検査項目解説
臨床的意義
尿の比重から、濃縮能や希釈能を推定し、腎機能を調べる検査である。
尿比重は、尿中に溶けている全溶質の濃度を示す指標である。腎臓における尿の濃縮・希釈能を反映し、脱水状態で尿濃縮が正常に行われていれば、比重は上昇する。逆に尿崩症で尿濃縮に支障を来している場合には低値を保つ。
尿比重では、常に尿量と対比させ、他の定性試験の結果を参照しながら病態を判定する必要がある。
健常者においても尿比重は常に変動し、水分摂取量、食事の成分、運動負荷、発汗、季節などの環境因子など多くの因子の影響を受ける。
このため、随時尿1回だけの測定値によって病態を診断することは一般に困難である。必要に応じてFishberg濃縮試験(水分摂取制限を課して尿が濃縮されるか調べる検査)などを行う。
【高値を示す疾患】
糖尿病,脱水症
【低値を示す疾患】
尿崩症,慢性腎炎症候群
関連疾患
E14.91:糖尿病 → E10-E14:糖尿病
E86.7:脱水症 → E70-E90:代謝疾患
E23.2.9:尿崩症 → E20-E35:その他の内分泌疾患
N03.9.2:慢性腎炎症候群 → N00-N08:糸球体疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.