WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

栄養状態と肝・腎機能の指標となる検査である。肝硬変やネフローゼ症候群による低蛋白血症で低下する。

肝臓で合成される血中の主たる輸送体タンパク質を測定する検査である。栄養状態の悪化や肝障害の程度を反映して低下する。

肝臓で合成される血中の主たる輸送体タンパク質を測定する検査である。栄養状態の悪化や肝障害の程度を反映して低下する。

肝臓でグルクロン酸抱合を受けたビリルビンを測定する検査である。総ビリルビンとともに、肝疾患の診断、黄疸の鑑別などに重要な検査である。

細胞の崩壊や壊死、代謝障害で高値となる解糖系酵素である。組織崩壊をリアルタイムで反映する一方、臓器特異性が低いため補助診断に用いられる。

筋肉内でクレアチンから非酵素的脱水反応により産生される非タンパク質性の窒素化合物である。食事など外的因子の影響を受けない腎機能の優れた指標である。

腎臓から排泄される核酸の最終代謝産物であり、UA量は体内のプリン体代謝を反映している。高値の場合は、痛風や痛風腎、尿路結石症を発症する。

血液中に含まれる尿素窒素を測定する検査である。腎機能の指標として広く利用され、腎不全、熱傷、消化管出血や高タンパク質食摂取で上昇する。

先天性アミノ酸代謝異常症の一種であるホモシスチン尿症で高値となる他、メタボリックシンドロームで高値となり動脈硬化のマーカーのひとつとなる。

LDHによりピルビン酸から産生される解糖系の最終代謝産物であり、乳酸アシドーシスで高値になる。

動脈硬化の危険因子である。食後は高値になるため、採血は空腹時に行う。

原発性・続発性高コレステロール血症のスクリーニング検査として用いられる。

総コレステロールと同時測定し、その比を見ることで、肝実質障害の程度を推定する指標である。

HDLというリポ蛋白の粒子に含まれるコレステロールである。一般に善玉コレステロールと呼ばれ、低値では動脈硬化のリスクが高まることが知られている。

LDLというリポ蛋白粒子に含まれるコレステロールである。一般に悪玉コレステロールと呼ばれ、高値では動脈硬化のリスクが高まることが知られている。

血中での脂質の安定化と代謝に重要な役割を果たすリポ蛋白の構成要素である。肝臓・胆道疾患で異常値を示す。

肝細胞で産生され、脂質の消化吸収に関与する肝臓・胆道疾患に特異的なマーカーである。

肝細胞で産生され、脂質の消化吸収に関与する肝臓・胆道疾患に特異的なマーカーである。

脂質の異常を総合的に把握する指標である。異常が見られた場合にはリポ蛋白分画などの検査を行い、型を判定する。

カイロミクロンやVLDLが代謝分解される際の中間産物である。高値の場合、動脈硬化のリスクが高まることが知られている。

脂質と結合し血中運搬を行うタンパク質であり、脂質代謝異常の把握に用いられる。

脂質と結合し血中運搬を行うタンパク質であり、脂質代謝異常の把握に用いられる。

脂質と結合し血中運搬を行うタンパク質であり、脂質代謝異常の把握に用いられる。

脂質と結合し血中運搬を行うタンパク質であり、脂質代謝異常の把握に用いられる。

脂質と結合し血中運搬を行うタンパク質であり、脂質代謝異常の把握に用いられる。

脂質と結合し血中運搬を行うタンパク質であり、脂質代謝異常の把握に用いられる。

視覚や生殖機能の維持、上皮組織の分化、骨形成などに不可欠な役割を果たす脂溶性ビタミンである。欠乏すると夜盲症となる。

核酸、アミノ酸代謝に関わる水溶性ビタミンである。欠乏すると巨赤芽球性貧血を引き起こす。

細胞のエネルギー代謝に重要な役割を担っている水溶性アミンの一種である。カルニチン欠乏症の診断および補充療法の導入に関して検査される。

総ビタミンD量のことである。ヒトをはじめとする動物の骨代謝を司る重要な脂溶性ビタミンのひとつである。

ビタミンＤの代謝産物でありVD₂とVD₃に分画し測定される検査である。骨形成に関与し、不足するとくる病や骨軟化症となる。

細胞外液中の陽イオンの主体をなす電解質であり、主要な浸透圧調節物質である。

酸塩基平衡異常の診断に有用な検査である。血中の代表的な陰イオンで陽イオンであるNaとともに測定し両者のバランスにより診断される。

異常高値の場合には心室細動から心停止を起こす。血球内に多く含まれるため溶血による見かけ上の高値に注意が必要である。

骨代謝だけではなく筋収縮、血液凝固にも必須な物質である。PTH、ビタミンD、カルシトニンなどが血中濃度を厳密にコントロールしている。

赤血球ヘモグロビンの原材料であるFeの血中総運搬能である。貧血の診断指標として、血清鉄・UIBCとともに測定される。

トランスフェリンなどの血中Fe輸送タンパク質上でFeが結合していない部分であり、Fe結合予備能を表し、血清Feとの和がTIBCに相当する。

ウィルソン病をはじめとする銅代謝異常の診断指標である。銅輸送タンパク質であるセルロプラスミンの同時測定により診断効率が向上する。

ウィルソン病をはじめとする銅代謝異常の診断指標である。銅輸送タンパク質であるセルロプラスミンの同時測定により診断効率が向上する。

ポルフォビリノーゲンの前駆物質であり、ポルフィリン症の鑑別診断、および鉛中毒のスクリーニングに用いる検査である。

尿中のポルフィリン体を測定する検査である。ポルフィリン症の診断に用いられる。

ヘム合成系の中間代謝物を測定する検査である。ポルフィリン症や鉛中毒などで尿中に著増する。

ヘム合成系の中間代謝物を測定する検査である。ポルフィリン症や鉛中毒などで尿中に著増する。

骨髄や肝臓に存在するポルフィリン体の一種であり、ポルフィリン症の鑑別、鉛中毒のスクリーニングに用いられる検査である。

脱水や昏睡状態時に必須の体液恒常性の指標であり、水分摂取や尿濃縮能を反映する。尿量、発汗量により調節される。

チロシンキナーゼを阻害する抗がん剤である。CMLや一部のALL、GISTの治療に用いられる。腫瘍崩壊症候群に注意し、血清中電解質濃度および腎機能検査を行う。

臓器移植後の拒絶反応を抑制する免疫抑制剤である。代謝速度に個人差が大きい上、血中濃度は腎不全で上昇し併用薬によっては低下するため血中濃度測定が行われる。

血中カルシウム濃度を上昇させるホルモンであり、副甲状腺疾患や骨疾患の鑑別に用いられる検査である。

血中カルシウム濃度を上昇させるホルモンであり、副甲状腺疾患や骨疾患の鑑別に用いられる検査である。

総ビタミンD量のことである。ヒトをはじめとする動物の骨代謝を司る重要な脂溶性ビタミンのひとつである。

総ビタミンD量のことである。ヒトをはじめとする動物の骨代謝を司る重要な脂溶性ビタミンのひとつである。

ビタミンＤの代謝産物でありVD₂とVD₃に分画し測定される検査である。骨形成に関与し、不足するとくる病や骨軟化症となる。

主に骨細胞から分泌される血中リン濃度調節に中心的役割を果たすペプチドホルモンである。

肝細胞由来の低分子タンパク質である。本検査は、高値の場合に早期の腎機能低下を、低値の場合に肝炎の重症度を反映する。尿中濃度は尿細管障害で上昇する。

肝細胞由来の低分子タンパク質である。本検査は、高値の場合に早期の腎機能低下を、低値の場合に肝炎の重症度を反映する。尿中濃度は尿細管障害で上昇する。

糸球体濾過または尿細管再吸収機能の低下により、血中や尿中で増加する低分子タンパク質である。

糸球体濾過または尿細管再吸収機能の低下により、血中や尿中で増加する低分子タンパク質である。

鉄の貯蔵および血清鉄濃度の維持を行うタンパク質である。鉄の貯蔵状態を反映し、貧血や悪性腫瘍の病態把握に有用である。

代表的な急性相反応物質のひとつである。欠損症で若年性肺気腫を引き起こすタンパク質である。

血清銅を運搬する肝臓由来のタンパク質である。ウィルソン病で低下する一方、急性相反応タンパク質として炎症で増加する。

M蛋白の有無とクラス判定を行うほか、蛋白分画では同定できない主要なタンパク質の増減を半定量的に分析する検査である。

M蛋白の有無とクラス判定を行うほか、蛋白分画では同定できない主要なタンパク質の増減を半定量的に分析する検査である。

免疫グロブリンの構成成分軽鎖のうち血中に遊離したk、λ鎖を定量する検査である。

MELASの病因であるmtDNAの3243塩基点突然変異を検出する検査である。

MERRFの病因であるmtDNAの8344塩基点突然変異を検出する検査である。

血液中の血色素であるヘモグロビンを測定する検査である。貧血などの血液疾患のスクリーニング検査として用いられる。

血液中に占める赤血球の全容積をパーセント表示した値である。貧血のスクリーニングと分類に用いられ、貧血で低値を示す。

尿中のタンパク質量を測定し、腎疾患の早期発見や治療効果を調べる検査である。

糖尿病患者の高血糖状態で生じるケトアシドーシスで陽性を示す。また飢餓状態時にも陽性になる。

健常者では中性～弱酸性を示す。代謝性・呼吸性アシドーシスで酸性、アルカローシスや細菌の繁殖でアルカリ性となる。

尿中のタンパク質量を測定し、腎疾患の早期発見や治療効果を調べる検査である。

髄液中の無機物の主要成分である。血中のクロールに比例して増減する。結核性髄膜炎に有用である。

脂肪細胞から分泌されるタンパク質である。内臓脂肪量と負の相関を示し、メタボリックシンドロームの危険因子を減ずる可能性がある。