検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年9月1日時点の情報です。

入力コード 03918  統一コード 3L145 
項目名 クロバザム
Clobazam
実施料
管理料[470]
判断料区分  
健康保険名称  特定疾患治療管理料/特定薬剤治療管理料1 
検査方法
LC-MS/MS
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.5
03 → 02
冷蔵
報告所要日数
3~4日
有効治療濃度  
ng/mL

トラフ
クロバザム 30~300
デスメチルクロバザム 300~3,000

臨床的
意義 
他剤で効果が十分に認められない場合に併用される抗てんかん薬。一部の薬剤と相互作用があるので注意する。
  1. 作用
 クロバザムは平成12年に発売が開始された、ゾニサミド以来11年ぶりの新しいベンゾジアゼピン系の抗てんかん薬である。クロバザムは従来の抗てんかん薬で十分な効果が得られない場合に投与される併用薬である。

 クロバザムは脳のベンゾジアゼピン受容体に選択的に結合するため、大脳辺縁系のGABAニューロンの働きを増強することにより、けいれん作用を抑制すると考えられている。

 また、フェノチアジン誘導体,バルビツール酸誘導体などの中枢抑制薬と併用すると相互に作用が増強されることがあるので注意する。

 フェニトイン、フェノバルビタール、カルバマゼピンなどと併用するとCYP3A4の誘導によりこららの薬物の血中濃度が上昇し、クロバザムの血中未変化体濃度が低下することがある。

2. 禁忌
 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 、急性狭隅角緑内障の患者、重症筋無力症の患者。

【主に用いられる疾患】
 全般発作(全般性強直間代発作、強直発作、非定型失神発作、ミオクロニー発作、脱力発作)、部分発作(単純部分発作、複雑部分発作、二次性全般化強直間代発作)
【副作用】
 依存症、眠気、脱力感、ふらつき・めまい、食欲不振 など
関連項目 フェノバルビタール, プリミドン, フェニトイン, カルバマゼピン, バルプロ酸, エトスクシミド, トリメタジオン, クロナゼパム, ニトラゼパム, ジアゼパム, ゾニサミド,
 

※クロバザムおよび活性代謝物であるデスメチルクロバザムの各定量値をご報告します。

※チャート参照:特定薬剤治療管理料

※主な商品名:マイスタン

チャート 

主な薬物検査の採血時期

特定薬剤治療管理料

容  器  
採取容器
提出容器

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