検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年11月1日時点の情報です。

分野別:
入力コード 01600  統一コード 3L765 
項目名 ジゴキシン
digoxin
実施料
管理料[470]
判断料区分  
健康保険名称  特定疾患治療管理料/特定薬剤治療管理料1 
検査方法
EIA
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.4
03 → 02
冷蔵
報告所要日数
2~3日
有効治療濃度  
ng/mL

0.5~1.5

臨床的
意義 
代表的なジギタリス性強心配糖体。とくに腎機能が低下した患者で至適投与量を知るために血中濃度を測定。
  1. 作用
 ジギタリス製剤の主な作用は、心筋収縮力増強作用、迷走神経興奮作用、神経伝導系抑制作用(主として房室結節)、下位自動能亢進作用、中枢神経系に対する作用などである。

 ジゴキシンは消化管から60~85%位吸収され、体内ではほとんど代謝をうけず大部分が腎より排泄され、半減期は約36時間である。排泄が腎依存性のため腎機能低下者の維持量はクレアチニンクリアランスによって決定されるが、簡便には通常投与量に血清クレアチニンの逆数を乗じた量を投与する方法が用いられる。

2. 禁忌
 房室・洞房ブロックのある患者、ジギタリス中毒の患者、閉塞性心筋疾患のある患者、ジスルフィラムを投与中の患者には投与しない。

3. 採血時期
 経 口:次回投与直前(トラフ)または投与後6時間以降
 注射剤:次回投与直前(トラフ)または静注後3時間以降

【主に用いられる疾患】
 次の疾患に基づくうっ血性心不全(肺水腫、心臓喘息等も含む): 先天性心疾患、弁膜疾患、高血圧症、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症など)、肺性心(肺血栓・肺栓塞、肺気腫、肺線維症等によるもの)、その他の心疾患(心膜炎、心筋疾患等)、心房細動・粗動による頻脈、発作性上室性頻脈 など
【副作用】
 高度の徐脈、二段脈、多源性心室性期外収縮、発作性心房性頻拍、重篤な房室ブロック、心室性頻拍症、心室細動 など
 

※チャート参照:特定薬剤治療管理料

※主な商品名:ジゴシン
チャート参照:緊急報告対象項目です。
総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

チャート 

緊急報告対象項目とその基準

特定薬剤治療管理料

容  器  
採取容器
提出容器

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