WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
『消化器系・腹部の症状』に関連する検査項目
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
00001 |
総ビリルビン |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
酵素法 | mg/dL 0.2~1.2 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
05186 |
ケトン体分画 〈動脈血〉ketone bodies, fractionation3E045 脂肪酸の分解産物であり、動脈血ではケトン体比により肝機能の指標になる。 |
冷遠
|
01 ↓
02 |
4週 凍-70℃以下 |
酵素法 | アセト酢酸/ |
59 D007 19 生Ⅰ |
2~3日 |
00047 |
ナトリウム |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
電極法 | mEq/L 137~147 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00049 |
クロール |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
電極法 | mEq/L 98~108 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
01588 |
バルプロ酸sodium valproate3L195 頻繁に用いられる抗てんかん剤の一種であり、他の薬剤との併用には注意が必要である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | μg/mL 50~100 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
25904 |
ルフィナミドrufinamide3L240 Lennox-Gastaut症候群において他の抗てんかん剤と併用して使用される薬である。薬剤により相互作用が異なるため、血中濃度測定が有用である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~5日 |
26735 |
ラコサミドlacosamide3L248 部分発作に有効な抗てんかん剤である。既存の抗てんかん剤とは異なる作用機序を持つ。 |
遠心
または
|
14 ↓
02
02 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
13441 |
ブリーバラセタム3L253 てんかん患者の部分発作に対して用いる。 |
遠心
または
|
03 ↓
02
02 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~5日 |
04606 |
ミダゾラムmidazolam3L486 ベンゾジアゼピン系の催眠鎮静剤である。麻酔前投薬や全身麻酔の導入および維持などに用いられる。効果は個人差が大きく過度の鎮静を避けるよう投与量を決定する必要がある。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
26782 |
エチゾラム不安神経症や睡眠障害の改善に用いられるチエノトリアゾロジアゼピン系薬剤である。過量投与により運動失調、低血圧、呼吸抑制、意識障害などが現れることがある。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
26781 |
トリアゾラムtriazolam3L487 催眠鎮静作用のある超短時間作用型のベンゾジアゼピン系薬剤である。効果には個人差があり、依存性や離脱症状、健忘といった重大な副作用を持つ。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
26779 |
ニメタゼパムnimetazepam中時間作用型の催眠鎮静作用のあるベンゾジアゼピン系薬剤である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
26780 |
ブロマゼパムbromazepam3L110 抗不安作用のある中時間作用型のベンゾジアゼピン系薬剤である。妊婦、産婦、授乳婦などへの投与には注意が必要である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
00524 |
リチウムlithium3L320 双極性障害の躁状態の治療薬である。中毒の予防と服薬コンプライアンスを把握する目的で血中濃度を測定する。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
原子吸光法 | mEq/L 0.3~1.2 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
25515 |
レボメプロマジンlevomepromazine3L315 フェノチアジン系の薬剤である。過剰投与により中枢神経系の抑制や血圧低下、錐体外路症状などが起こる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
01600 |
ジゴキシンdigoxin3L765 代表的なジギタリス性強心配糖体である。特に腎機能が低下した患者で至適投与量を知るために血中濃度を測定する。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | ng/mL 0.5~1.5 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01602 |
テオフィリンtheophylline3M070 主に喘息治療に用いられる代表的なキサンチン系気管支拡張剤である。有効治療域の濃度幅が狭く過剰投与で振戦や頻脈を来すため、血中濃度測定は特に重要である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | μg/mL 10~20 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
26783 |
モルヒネmorphine3L700 がん疼痛、咳発作、下痢症状の改善に使用される代表的なオピオイド鎮痛剤である。連用により耐性や依存性があらわれる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
5~11日 |
|
26787 |
オキシコドンがん疼痛症状の改善に使用される医療用のオピオイド鎮痛剤である。過剰投与により呼吸抑制、意識不明、痙攣、錯乱、血圧低下などが起こる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
5~11日 |
|
26788 |
フェンタニルがんや術後の疼痛、麻酔における鎮痛に使用される医療用のオピオイド鎮痛剤である。過剰投与により重篤な換気低下が起こる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
5~11日 |
|
26789 |
コデインcodeine3M005 がん疼痛、咳発作、下痢症状の改善に使用される医療用のオピオイド鎮咳剤である。過剰投与により呼吸抑制、意識不明、痙攣、錯乱、血圧低下などが起こる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
5~11日 |
|
12479 |
L-ドーパL-dopa3L555 脳内でドーパミンに転換され、パーキンソン病の症状を改善する薬剤である。血中濃度測定で過剰投与を防止する。 |
冷遠
|
14 ↓ 02 |
凍 |
LC-MS/MS | ng/mL 投与直前(トラフ) |
3~5日 |
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00610 |
尿中一般物質定性半定量検査 ビリルビン定性bilirubin, qualitative [urine]1A055 黄疸を伴う肝・胆管疾患のスクリーニング検査である。尿を直射日光下に放置すると分解され陰性となるので注意が必要である。 |
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25 66 |
冷蔵 冷蔵 |
試験紙法 | (-) |
1~2日 |
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00653 |
尿中一般物質定性半定量検査 尿中ケトン体ketone bodies, qualitative [urine]1A060 糖尿病患者の高血糖状態で生じるケトアシドーシスで陽性を示す。また飢餓状態時にも陽性になる。 |
|
25 66 |
冷蔵 冷蔵 |
試験紙法 | (-) |
1~2日 |