検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年10月1日時点の情報です。

入力コード 01306  統一コード 2A180 
項目名 血液塗抹標本 ALP染色
neutrophil alkalinephosphatase stain (NAP score), blood
実施料
各27加算
判断料区分 血液 
健康保険名称  血液形態・機能検査/末梢血液像(鏡検法)+特殊染色加算 
検査方法
朝長法
検査材料
血液塗抹標本
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血液塗抹標本 4枚以上
20
常温
検査材料備考

※ALP染色固定法:標本作製後、十分風乾し調整済み固定液(-5℃~-3℃)にて固定(5秒間)し、流水で15~30秒水洗いした後、十分乾燥してご提出ください。

報告所要日数
2~4日
臨床的
意義 
末梢血の塗抹標本を染色し、NAPスコアを算出する検査。成熟好中球で陽性となりCMLで低値をとる。
   成熟好中球のアルカリフォスファターゼ(neutrophil alkaline phosphatase; NAP)の活性は、骨髄でなく末梢血塗抹標本にて検査を行う。染色された個々の好中球にみられるアルカリフォスファターゼの活性度をその染色状態により0~5点のスコアで表し、100個の好中球について、その和を求めたものを陽性指数(NAPスコア)という。

 NAPスコアの値で特に臨床的意義が高いのは、慢性骨髄性白血病(CML)と類白血病反応の鑑別(前者で低値、後者は高値)である。この他に急性骨髄性白血病(M2で低値)や骨髄異形成症候群(MDS)における異形成好中球の指標、真性と二次性の赤血球増多症の鑑別(二次性で低値)に利用される。

 さらに、CMLの経過中にNAPスコアの上昇をみた場合は、急性転化や細菌感染の合併を想定する。

【高値を示す病態】
 類白血病反応、骨髄線維症、急性リンパ性白血病、再生不良性貧血、真性赤血球増多症
【低値を示す病態】
 慢性骨髄性白血病、発作性夜間血色素尿症、伝染性単核症などのウイルス疾患、急性肝炎、二次性多血症、骨髄異形成症候群(MDS)、赤白血病
関連項目 Single-color解析による細胞表面マーカー検査 (リンパ球サブセット検査), Two-color解析による細胞表面マーカー検査 (リンパ球サブセット検査), 白血球数 (WBC), 白血球像, 血液塗抹標本 ペルオキシダーゼ染色, 血液塗抹標本 エステラーゼ染色, 血液塗抹標本 鉄染色, 血液塗抹標本 PAS染色, 骨髄液塗抹標本 ペルオキシダーゼ染色, 骨髄液塗抹標本 エステラーゼ染色, 骨髄液塗抹標本 鉄染色,
 

※「ALP染色」の固定方法については、あらかじめお問い合わせください。なお、骨髄液塗抹標本にて「ALP染色」をご依頼の場合は、染色のみ実施します。

容  器 
提出容器

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