検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年10月1日時点の情報です。

入力コード 00639  統一コード 1A030 
項目名 比重[尿検査]
density, urine
実施料
未収載
判断料区分  
検査方法
屈折計法
検査材料
尿 または 尿
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 尿 10
66
冷蔵 +遮
または
2 尿 10
25
冷蔵
検査材料備考

「ウロビリノーゲン定性」、「ビリルビン定性」のご依頼がある場合は、遮光(容器番号66)にてご提出ください。

報告所要日数
1~2日
基準値(単位)  

1.006~1.030

臨床的
意義 
尿の比重から、濃縮能や希釈能を推定し、腎機能を診断する検査。
   尿比重は、尿中に溶けている全溶質の濃度を示す指標である。腎における尿の濃縮・希釈能を反映し、脱水状態で尿濃縮が正常に行われていれば、比重は上昇する。逆に尿崩症で尿濃縮に支障をきたしている場合には低値を保つ。

 尿比重では、常に尿量と対比させ、他の定性試験の結果を参照しながら病態を判定する必要がある。

 健常人においても尿比重は常に変動し、水分摂取量、食事の成分、運動負荷、発汗、季節などの環境因子など多くの因子の影響を受ける。

 このため、随時尿1回だけの測定値によって病態を診断することは一般に困難である。必要に応じてFishberg濃縮試験(水分摂取制限を科して尿が濃縮されるかみる検査)などを行う。

【高値を示す病態】
 脱水症、高度の糖尿、高度の蛋白尿、造影剤の混入
【低値を示す病態】
 水分過剰摂取、利尿剤投与時、腎性尿崩症、真性(中枢性)尿崩症、腎実質障害(糸球体腎炎、腎盂炎、水腎症など)
関連項目 浸透圧 〈血清〉, 浸透圧 〈尿〉, 蛋白定量[尿検査], 糖定量[尿検査],
 

※チャート参照:透析管理料の対象項目です。
チャート参照:手術前管理料の対象項目です。
総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

算定備考

実施料は、当該保険医療機関内で検査を行った場合のみ算定できます(尿一般検査26点、尿沈渣(フローサイトメトリー法24点、鏡検法27点))。

チャート 

実施料について2

容  器 
提出容器
 

ページを閉じる