WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 10 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
01169 |
α1マイクログロブリン 〈尿〉 |
|
25 |
3週 冷蔵 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | mg/L 8.3 以下 |
129 D015 14 免疫 |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
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01169 |
α1マイクログロブリン 〈尿〉 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
|
25 |
3週 冷蔵 |
LA(ラテックス凝集比濁法) |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
mg/L 8.3 以下 |
129 D015 14 免疫 |
2~3日 |
診療報酬
- 保険名称:血漿蛋白免疫学的検査/α1-マイクログロブリン
- 実施料:129
- 診療報酬区分:D015 14
- 判断料区分:免疫学的検査
容器
容器番号25:尿一般容器
- 容量: 10mL
- 添加剤: -
- 保管方法:常温
- 主な検査項目: 尿一般検査
検査項目解説
臨床的意義
肝細胞由来の低分子タンパク質である。本検査は、高値の場合に早期の腎機能低下を、低値の場合に肝炎の重症度を反映する。尿中濃度は尿細管障害で上昇する。
α1マイクログロブリン(α1M)は、分子量約30,000、糖含有量約20 %で、主に肝細胞で産生される糖タンパクである。血液、尿など体液中に広く存在し、白血球遊走能やリンパ球機能の抑制作用を持つ。
血中α1Mは主に低分子型とIgAと共有、非共有結合した高分子型α1Mにより構成される。一方、尿中に認められるα1Mは、慢性腎不全患者尿の一部を除いて、大部分は低分子型α1Mより成り立っている。
血中および尿中α1M測定は、肝実質細胞障害の程度や予備能を反映し、腎糸球体、尿細管機能障害の指標として臨床上有用性がある。
【高値を示す疾患】
腎不全,腎障害
- [血中]
- ネフローゼ症候群,糸球体腎炎
- [尿中]
- ファンコニー症候群,腎尿細管間質性疾患
【低値を示す疾患】
- [血中,尿中]
- 劇症肝炎,肝硬変症
関連疾患
N10-N16:腎尿細管間質性疾患 → N10-N16:腎尿細管間質性疾患
N19.3:腎不全 → N17-N19:腎不全
N28.9.5:腎障害 → N25-N29:その他の腎・尿管の疾患
N04.9.3:ネフローゼ症候群 → N00-N08:糸球体疾患
N05.9.1:糸球体腎炎 → N00-N08:糸球体疾患
E72.0.6:ファンコニー症候群 → E70-E90:代謝疾患
B19.0.1:劇症肝炎 → B15-B19:ウイルス性肝炎
K74.6.13:肝硬変症 → K70-K77:肝疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.