WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00553

専用依頼書

骨髄像
(マルク)myelogram

2A170-0000-049-605

骨髄塗抹標本
3枚以上

20

常温

ライト・ギムザ染色

788

D005 14

血液

7~14日

項目
コード
検査項目

00553

専用依頼書

骨髄像
(マルク)myelogram

2A170-0000-049-605

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
骨髄塗抹標本
3枚以上

20

常温

ライト・ギムザ染色
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

788

D005 14

血液

7~14日

備考

依頼

  • 「骨髄像依頼書」を添えてご提出ください。
  • 依頼書には臨床所見などをご記入ください。

診療報酬

  • 保険名称:血液形態・機能検査/骨髄像
  • 実施料:788
  • 診療報酬区分:D005 14
  • 判断料区分:血液学的検査

厚生労働省通知原文「注釈」

■ 「3」の末梢血液像(自動機械法)、「6」の末梢血液像(鏡検法)及び「14」の骨髄像の検査については、少なくともリンパ球、単球、好中球、好酸球、好塩基球の5分類以上の同定・比率計算を行った場合に算定する。

■ 「6」の末梢血液像(鏡検法)及び「14」の骨髄像の検査に当たって、位相差顕微鏡又は蛍光顕微鏡を用いた場合であっても所定点数により算定する。また、末梢血液像(鏡検法)の検査の際に赤血球直径の測定を併せて行った場合であっても、所定点数により算定する。

特殊染色を併せて行った場合は、特殊染色加算として、特殊染色ごとにそれぞれ60点を所定点数に加算できます。

容器

容器番号20:プレパラート

  • 容量: -
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 血液像,細胞診

参考文献

丹羽欣正: Med. Technol.(別冊染色法のすべて), 205, 1988.

検査項目解説

臨床的意義

骨髄穿刺液の組織形態学的所見から血球の産生動向を知り、各種血液疾患、悪性腫瘍の骨髄転移などを診断する検査である。

 骨髄像(マルク)は、骨髄穿刺によって採取した骨髄液から標本を作製し、組織形態的所見から、各種血液疾患、悪性腫瘍の骨髄転移などの病態をみる検査である。

 末梢血液像と対比させることで、血球の形成、成熟度、末梢血への遊出状態を知ることができる。有核細胞数、M/E比などの計測や形態の観察が行われ、特に急性白血病ではFAB分類に従って判定が行われている。また、必要に応じ、各種特殊染色や細胞表面マーカーの検査が併せて行われる。なお、有核細胞数では、末梢血の混入により正確な数値が得がたい場合がある。

 M/E比とは、顆粒球系(myeloid)と赤芽球系(erythroid)の比である。基準値はおよそM/E比=3:1である。

【異常を示す疾患】

多発性骨髄腫白血病骨髄異形成症候群骨髄線維症巨赤芽球性貧血溶血性貧血再生不良性貧血無顆粒球症

関連疾患

C90.0.5:多発性骨髄腫 C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
C95.9.1:白血病 C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
D46.9.1:骨髄異形成症候群 D37-D48:その他の腫瘍
D47.4:骨髄線維症 D37-D48:その他の腫瘍
D53.1.1:巨赤芽球性貧血 D50-D53:栄養性・出血性貧血
D55-D59:溶血性貧血 D55-D59:溶血性貧血
D61.9.4:再生不良性貧血 D60-D64:その他の貧血
D70.17:無顆粒球症 D70-D77:その他の血液疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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