WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 12 月 2 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
00553 |
骨髄像 |
|
20 |
常温 |
ライト・ギムザ染色 | 788 D005 14 血液 |
7~14日 |
項目 コード |
検査項目 |
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00553 |
骨髄像 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
|
20 |
常温 |
ライト・ギムザ染色 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
788 D005 14 血液 |
7~14日 |
備考
依頼
- 「骨髄像依頼書」を添えてご提出ください。
- 依頼書には臨床所見などをご記入ください。
診療報酬
- 保険名称:血液形態・機能検査/骨髄像
- 実施料:788
- 診療報酬区分:D005 14
- 判断料区分:血液学的検査
特殊染色を併せて行った場合は、特殊染色加算として、特殊染色ごとにそれぞれ60点を所定点数に加算できます。
容器
容器番号20:プレパラート
- 容量: -
- 添加剤: -
- 保管方法:常温
- 主な検査項目: 血液像,細胞診
参考文献
丹羽欣正: Med. Technol.(別冊染色法のすべて), 205, 1988.
検査項目解説
臨床的意義
骨髄穿刺液の組織形態学的所見から血球の産生動向を知り、各種血液疾患、悪性腫瘍の骨髄転移などを診断する検査である。
骨髄像(マルク)は、骨髄穿刺によって採取した骨髄液から標本を作製し、組織形態的所見から、各種血液疾患、悪性腫瘍の骨髄転移などの病態をみる検査である。
末梢血液像と対比させることで、血球の形成、成熟度、末梢血への遊出状態を知ることができる。有核細胞数、M/E比などの計測や形態の観察が行われ、特に急性白血病ではFAB分類に従って判定が行われている。また、必要に応じ、各種特殊染色や細胞表面マーカーの検査が併せて行われる。なお、有核細胞数では、末梢血の混入により正確な数値が得がたい場合がある。
M/E比とは、顆粒球系(myeloid)と赤芽球系(erythroid)の比である。基準値はおよそM/E比=3:1である。
【異常を示す疾患】
多発性骨髄腫,白血病,骨髄異形成症候群,骨髄線維症,巨赤芽球性貧血,溶血性貧血,再生不良性貧血,無顆粒球症
関連疾患
C90.0.5:多発性骨髄腫 → C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
C95.9.1:白血病 → C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
D46.9.1:骨髄異形成症候群 → D37-D48:その他の腫瘍
D47.4:骨髄線維症 → D37-D48:その他の腫瘍
D53.1.1:巨赤芽球性貧血 → D50-D53:栄養性・出血性貧血
D55-D59:溶血性貧血 → D55-D59:溶血性貧血
D61.9.4:再生不良性貧血 → D60-D64:その他の貧血
D70.17:無顆粒球症 → D70-D77:その他の血液疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.