WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 12 月 2 日時点の情報です。

『多発性硬化症』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00247

セルロプラスミン
(Cp)
ceruloplasmin

5C045

血清銅を運搬する肝臓由来のタンパク質である。ウィルソン病で低下する一方、急性相反応タンパク質として炎症で増加する。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

ネフェロメトリー法

mg/dL

21~37

90

D015 9

免疫

2~3日

20061

IgG インデックスIgG index

5A120

血清と髄液中のIgGとアルブミン濃度から、多発性硬化症の鑑別診断を行う検査である。

複数検体

血液
3

遠心

血清
0.7

および

髄液
0.7

 

 

 

01

 

02

 

 

 

冷蔵

 

冷蔵

TIA/ネフェロメトリー法

インデックス
0.73 以下

390

D004 10

尿便

2~3日

02869

オリゴクローナルバンド《等電点電気泳動法》oligoclonal bands

5A150

代表的な脱髄疾患である多発性硬化症の診断に有用な検査である。等電点電気泳動法で疾患特異性が向上した。

複数検体

血液
2

遠心

 

血清
0.4

および

 

髄液
0.4

 

 

 

 

01

 

 

02

 

 

 

4週

冷蔵

 

4週

冷蔵

等電点電気泳動法

陰性:バンド数 0~1 本

522

D004 11

尿便

5~8日

08641

IgG-FcR+T細胞百分率percentage of T cell bearing receptors for IgG Fc portion

5I040

免疫グロブリンのFc部分に対するレセプターを有したT細胞の割合を調べる検査である。本細胞は抗原非特異的に抗体産生を抑制する。

EDTA加血液
3

13

常温

フローサイトメトリー法

%

5~20

193

D016 3

免疫

2~3日

07595

T細胞系 CD4
(HIV-レセプター)
CD4

5I070

モノクローナル抗体で検索される、ヘルパーT細胞の表面マーカーである。CD4/8比は免疫活動性の指標である。

EDTA加血液
3

13

常温

フローサイトメトリー法

陽性細胞百分率
29~55 %
陽性細胞絶対数
344~1289 /μL

185

D016 2

免疫

2~3日

07606

T細胞系 CD8
(MHC class I レセプター)
CD8

5I082

モノクローナル抗体で検索される、サプレッサーT細胞の表面マーカーである。CD4/CD8比は免疫活動性の指標となり免疫不全で低下する。

EDTA加血液
3

13

常温

フローサイトメトリー法

陽性細胞百分率
19~41 %
陽性細胞絶対数
110~1066 /μL

185

D016 2

免疫

2~3日

08682

CD4×CD8two-color analysis, CD4×CD8

5I702

モノクローナル抗体で検索される、サプレッサーT細胞の表面マーカーである。CD4/CD8比は免疫活動性の指標となり免疫不全で低下する。

EDTA加血液
3

13

常温

フローサイトメトリー法

185

D016 2

免疫

2~3日

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