WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 5 月 1 日時点の情報です。

アルファベット順 > F

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

01340

F2(第Ⅱ因子活性)

2B350

プロトロンビンとも呼ばれるトロンビンの前駆物質の活性を測定する検査である。先天性異常による欠乏症のほか、ビタミンKの不足時に低値となる。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

PT法

%

74~146

包括223

D006 30

血液

2~5日

01656

F5(第Ⅴ因子活性)

2B370

内因系および外因系凝固反応に関わる凝固因子であり、プロトロンビンをCaイオンの存在下で活性化するタンパク質である。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

PT法

%

70~152

包括223

D006 30

血液

2~5日

01676

F7(第Ⅶ因子活性)

2B380

外因系の凝固過程において組織トロンボプラスチンおよび第Ⅹ因子を活性化する糖タンパクである。ビタミンK依存性のため、ビタミンK欠乏症で低値になる。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

PT法

%

63~143

包括223

D006 30

血液

2~5日

00597

F8(第Ⅷ因子活性)

2B390

vWFと結合して存在する内因系凝固タンパク質である。先天的欠乏で血友病Aを来す。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

APTT法

%

62~145

包括223

D006 30

血液

2~5日

01924

F8INH(第Ⅷ因子インヒビター)

2B460

血液凝固因子である第Ⅷ因子もしくは第Ⅸ因子に対する抗体である。凝固因子製剤投与中の血友病患者で失活因子となる。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

Bethesda法

BU/mL

検出せず

包括144

D006 20

血液

2~5日

00598

F9(第Ⅸ因子活性)

2B400

内因系の凝固機序に関与するビタミンK依存性の凝固因子である。代表的な欠乏症として血友病Bが知られている。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

APTT法

%

74~149

包括223

D006 30

血液

2~5日

01925

F9INH(第Ⅸ因子インヒビター)

2B470

血液凝固因子である第Ⅷ因子もしくは第Ⅸ因子に対する抗体である。凝固因子製剤投与中の血友病患者で失活因子となる。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

Bethesda法

BU/mL

検出せず

包括144

D006 20

血液

2~5日

01677

F10(第Ⅹ因子活性)

2B410

内因系・外因系両方の凝固反応に関わるビタミンK依存性の凝固因子である。出血傾向および血栓傾向を知るための指標である。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

PT法

%

71~128

包括223

D006 30

血液

2~5日

01678

F11(第ⅩⅠ因子活性)

2B420

内因性凝固の初期段階に関与する凝固因子の活性を測定する検査である。欠乏症で低値となり、DICや肝硬変などで出血傾向の指標となる。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

APTT法

%

73~136

包括223

D006 30

血液

2~5日

01679

F12(第ⅩⅡ因子活性)

2B430

凝固系機序の最も初期の段階に関連する凝固因子である。PT正常、APTT異常で出血傾向がない場合に第ⅩⅡ因子欠乏を疑う。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

APTT法

%

46~156

包括223

D006 30

血液

2~5日

01680

F13(第ⅩⅢ因子定量)

2B440

凝固系機序の最終段階で働く因子である。フィブリン安定化因子とも呼ばれ、出血性素因のスクリーニング検査として用いられる。

血液
1.8

遠心

クエン酸血漿
0.4

15

02

 

 

LA(ラテックス凝集比濁法)

%

70 以上

包括223

D006 30

血液

2~5日

01566

FA(葉酸)

3G105

核酸、アミノ酸代謝に関わる水溶性ビタミンである。欠乏すると巨赤芽球性貧血を引き起こす。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

01

 

02

 

 

12週

CLIA

ng/mL

3.6~12.9

150

D007 41

生Ⅰ

2~3日

08049

(H-)FABP(ヒト心臓由来脂肪酸結合蛋白)

5C091

遊離脂肪酸の細胞内輸送に関与する低分子タンパク質である。心筋に特異的で、早期における急性心筋梗塞の診断指標となる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

1カ月

LA(ラテックス凝集比濁法)

ng/mL

5.0 以下

135

D007 36

生Ⅰ

2~8日

26654

(L-)FABP(尿中L型脂肪酸結合蛋白)

5C100

近位尿細管上皮細胞に発現し、細胞内で脂質輸送を担うタンパク質である。腎障害の重症度に比例して尿中に排泄される。

尿
1

25

LA(ラテックス凝集比濁法)

μg/g・Cr

8.4 以下

210

D001 19

尿便

2~3日

00043

F-Cho(遊離コレステロール)

3F065

総コレステロールと同時測定し、その比を見ることで、肝実質障害の程度を推定する指標である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

mg/dL

34~66

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00560

(血中)FDP

2B120

線溶亢進状態の把握に用いられる検査である。特にDIC、血栓溶解療法のモニタリングに有用である。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

LPIA

μg/mL

5.0 未満

80

D006 11

血液

2~3日

00582

(尿中)FDP

2B120

腎臓局所における凝固線溶状態を反映する指標である。腎疾患の病態鑑別に有用な検査である。

 

尿
2

指定容器 

18

 

冷蔵

LPIA

ng/mL

100 以下

72

D001 7

尿便

2~3日

00053

Fe(血清鉄)

3I010

貧血の病態把握を行うための基本的な検査である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

比色法

μg/dL

M 50~200
F 40~180

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

27690

FGF23

4Z323

主に骨細胞から分泌される血中リン濃度調節に中心的役割を果たすペプチドホルモンである。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

01

 

02

 

 

30日

CLEIA

pg/mL

30 未満

788

D007 64

生Ⅰ

3~5日

45587

曜日指定

FGFR1 [8p11.2転座解析]

8B386

FGFR1遺伝子の再構成をFISH法により調べる検査である。治療法の選択に有用である。

開栓厳禁

ヘパリン加血液
3

または

 

骨髄液
0.5

または

その他

 

10

 

指定容器 

22

 

 

 

冷蔵

 

 

冷蔵

 

冷蔵

FISH法

2553

D006-5 1

遺染

5~7日

05539

曜日指定

FGFR3-IGH[t(4;14)転座解析]

8B344

MMでみられるt(4;14)をFISH法により調べる検査である。

開栓厳禁

ヘパリン加血液
3

または

 

骨髄液
0.5

または

その他

 

10

 

指定容器 

22

 

 

 

冷蔵

 

 

冷蔵

 

冷蔵

FISH法

2553

D006-5 1

遺染

5~7日

00559

FIB(フィブリノーゲン)

2B100

血栓を形成するフィブリンの前駆体である。炎症で増加し、重度の肝機能障害、DICなどでは減少する。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

トロンビン法

mg/dL

155~415

23

D006 4

血液

2~3日

09532

曜日指定

FIP1L1::PDGFRA [4q12欠失解析]

8B345

好酸球増多症候群でみられる4q12の欠失、挿入をFISH法により調べる検査である。

開栓厳禁

ヘパリン加血液
3

または

 

骨髄液
0.5

または

その他

 

10

 

指定容器 

22

 

 

 

冷蔵

 

 

冷蔵

 

冷蔵

FISH法

2553

D006-5 1

遺染

5~7日

45607

曜日指定

FIP1L1::PDGFRA融合遺伝子解析

8B345

HESやCELでみられるFIP1L1::PDGFRA融合遺伝子をFISH法により調べる検査である。

開栓厳禁

ヘパリン加血液
3

または

 

骨髄液
0.5

または

その他

 

10

 

指定容器 

22

 

 

 

冷蔵

 

 

冷蔵

 

冷蔵

FISH法

3105

D006-11

遺染

5~7日

30417

FLC(遊離L鎖κ/λ比)

5A141

免疫グロブリンの構成成分軽鎖のうち血中に遊離したk、λ鎖を定量する検査である。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

κ鎖 3.3~19.4 mg/L
λ鎖 5.7~26.3 mg/L
κ/λ比 0.26~1.65

388

D015 29

免疫

2~3日

45564

曜日指定

FLT3-ITD変異解析

8C071

FLT3は主に幼若造血細胞表面に発現する受容体型チロシンキナーゼの一種で、本変異はAMLにおける予後不良因子である。

開栓厳禁

EDTA加血液
3

または

 

骨髄液
1

 

13

 

指定容器 

22

 

冷蔵

 

 

冷蔵

PCR法

検出せず

2100

D006-2

遺染

4~10日

02811

曜日指定倫理対象遺伝学依頼書

(脆弱X症候群) FMR1解析

8C866

脆弱X症候群の原因遺伝子であるFMR1遺伝子の伸長(トリプレットリピート)を調べる検査である。

開栓厳禁

EDTA加血液
7

 

89

 

冷蔵

サザンブロット法フラグメント解析法

3880

D006-4 1

遺染

14~22日

06965

Free-PSA(遊離型PSA)

5D307

前立腺特異抗原(PSA)と同時に測定し、その比をとることで感度を向上できる指標である。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

01

 

02

 

 

2週

CLIA

ng/mL

2~3日

02994

FSH(卵胞刺激ホルモン)

4A035

下垂体前葉から分泌され、卵巣や精巣を刺激するゴナドトロピンである。女性では年齢と性周期で大きく変動する。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

mIU/mL

包括108

D008 13

生Ⅱ

2~3日

01145

FT3(遊離トリヨードサイロニン)

4B015

甲状腺ホルモンの一種であるT3の遊離型である。血中T3のほとんどがタンパク質と結合し活性を持たないが、本検査は生理活性を持つ遊離型を測定する検査である。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

pg/mL

1.68~3.67

包括124

D008 15

生Ⅱ

2~3日

27610

FT3(遊離トリヨードサイロニン)《ECLIA》

4B015

甲状腺ホルモンの一種であるT3の遊離型である。血中T3のほとんどがタンパク質と結合し活性を持たないが、本検査は生理活性を持つ遊離型を測定する検査である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

7日

冷蔵

ECLIA

pg/mL

2.30~4.00

包括124

D008 15

生Ⅱ

2~3日

00926

FT4(遊離サイロキシン)

4B035

甲状腺ホルモンの一種であるT4の遊離型である。T4は、ほとんどがタンパク質と結合しており活性を持たないが、本検査は生物活性を持つ遊離型を定量する検査である。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

ng/dL

0.70~1.48

包括124

D008 15

生Ⅱ

2~3日

27609

FT4(遊離サイロキシン)《ECLIA》

4B035

甲状腺ホルモンの一種であるT4の遊離型である。T4は、ほとんどがタンパク質と結合しており活性を持たないが、本検査は生物活性を持つ遊離型を定量する検査である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

7日

冷蔵

ECLIA

ng/dL

0.90~1.70

包括124

D008 15

生Ⅱ

2~3日

26050

(PSA)F/T比

5D308

総PSAで軽度上昇を示すグレイゾーン領域で、肥大症とがんを判別する検査である。前立腺癌で低値を示す。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

01

 

02

 

 

2週

CLIA

%

27 以上

包括150

D009 16

生Ⅱ

2~3日

45431

曜日指定

FUS::DDIT3 mRNA解析

8C557

病理組織学的分類において70種類以上あるため診断が困難とされる骨軟部腫瘍の補助診断に有用な検査である。

 

組織
50mg(4mm角)

指定容器 

43

 

冷蔵

RT-PCR法

検出せず

包括2100

D004-2 1

遺染

8~12日

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