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M蛋白の有無とクラス判定を行うほか、蛋白分画では同定できない主要なタンパク質の増減を半定量的に分析する検査である。

M蛋白の有無とクラス判定を行うほか、蛋白分画では同定できない主要なタンパク質の増減を半定量的に分析する検査である。

特異な熱凝固性を有する免疫グロブリンのL鎖を測定する検査である。定性試験より鋭敏かつκ、λのクラス判定が可能である。

免疫グロブリンの構成成分軽鎖のうち血中に遊離したk、λ鎖を定量する検査である。

血清と髄液中のIgGとアルブミン濃度から、多発性硬化症の鑑別診断を行う検査である。

代表的な脱髄疾患である多発性硬化症の診断に有用な検査である。等電点電気泳動法で疾患特異性が向上した。

Devic病ともいわれる視神経脊髄炎で血中に認められる自己抗体である。

血中に最も多く存在する免疫グロブリンで4つのサブクラスに分類される。胎盤通過性を持つ唯一の免疫グロブリンであり、慢性炎症性疾患などで増加する。

免疫グロブリンで最も量が多いIgGのサブクラス4種を個別に定量する検査である。易感染性の小児や、IgG4関連疾患患者での測定が有効である。

IgGの中でおよそ3割を占めるグロブリンである。IgG2欠損症は小児に多く易感染性により中耳炎や下気道感染を繰り返す。

自己免疫性膵炎で著増が認められるIgGのサブクラスを測定する検査である。IgG4関連疾患として他疾患との関連も示唆されている。

鳥関連過敏性肺炎の診断補助検査である。セキセイインコおよびハトに対する血液中のIgGを測定する検査である。

IgGに次ぎ高濃度で血中に存在する免疫グロブリンである。2つのサブクラスに分類され、二量体の分泌型IgAは局所免疫を担う。

免疫グロブリンの中で最大の分子量を持ち、感染症で最も早期に増加する抗体である。