検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年11月1日時点の情報です。

入力コード 01586  統一コード 3L115 
項目名 カルバマゼピン
carbamazepine
実施料
管理料[470]
判断料区分  
健康保険名称  特定疾患治療管理料/特定薬剤治療管理料1 
検査方法
EIA
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.4
03 → 02
冷蔵
報告所要日数
2~3日
有効治療濃度  
μg/mL

トラフ 4~12
他の抗てんかん薬併用時は4~8

臨床的
意義 
てんかん、躁うつ病、統合失調症の治療薬。血中半減期は個人差、薬剤間の銘柄差が大きく、併用薬剤によって代謝が遅延する。
  1. 作用
 カルバマゼピンは吸収量の大部分が代謝され、その代謝物エポキサイドは抗てんかん作用を有する。

 単回投与した場合の最高血中濃度は約4~24時間後で、半減期はおおよそ30~40時間である。長期間投与している患者の投与中、投与中止後の半減期は8~15時間と短くなるが、これらは銘柄および個人間でかなり大きな差がみられる。プロピレングリコール溶液を投与すると速やかに吸収され、約3時間後に最高濃度に達する。

 服用を開始して3~4日後に最も高い血中濃度になり、代謝酵素の自己誘導により濃度が低下して2~4週間後に定常状態になる。

2. 禁忌
 本剤または三環系抗うつ剤に対して過敏症の患者、重篤な血液障害のある患者、第2度以上の房室ブロック高度の徐脈(50拍/分未満)のある患者には投与しない。

3. 採血時期
 次回投与直前(トラフ)。

 (注)マクロライド系抗生剤、イソニアジド、ベラパミル、ジルチアゼム等との併用で本剤の血中濃度は上昇する。

【主に用いられる疾患】
 てんかん(精神運動発作、てんかん性格およびてんかんに伴う精神障害、けいれん発作)、双極性障害の躁状態、統合失調症の興奮状態、三叉神経痛
【副作用】
 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson Syndrome)、汎血球減少、無顆粒球症、再生不良性貧血、溶血性貧血、中毒性皮膚壊死症、リンパ節腫脹を伴う過敏反応、重篤な肝障害、急性腎不全、PIE症候群、血栓栓塞症、アナフィラキシー反応、うっ血性心不全 など
関連項目 フェノバルビタール, プリミドン, フェニトイン, バルプロ酸, エトスクシミド, トリメタジオン, クロナゼパム, ニトラゼパム, ジアゼパム, ゾニサミド, クロバザム,
 

※チャート参照:特定薬剤治療管理料

※主な商品名:テグレトール、カルバマゼピン
総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

チャート 

特定薬剤治療管理料

容  器  
採取容器
提出容器

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